織幡神社(おりはたじんじゃ)
参道脇の巨石
鐘ノ岬の沖には異国から渡来した釣鐘が沈んでいるという
「沈鐘」の伝承がありました。
大正時代に引き揚げられたが、
釣鐘だと思われていたものは実際には巨石でした。
筑前鐘崎海女の像
ここ鐘崎は、「西日本の海女発祥の地」と言われています。
参道右側の遥拝所
参道左側には今宮社があります。
御祭神:竹内大臣
参道右側の高殿神社
御祭神:応神天皇(織物の神)
織幡神社(おりはたじんじゃ)
『宗像大菩薩御縁起』によれば、神功皇后の三韓征伐に際し、
宗像大社の神が捧げ持った「御手長」と呼ばれる旗竿に
武内宿禰が織った紅白2本の旗をつけ、これを上げ下げして敵を翻弄し、
最後にその「御手長」を息御嶋(沖ノ島)に立てたと言われている。
壱岐の「天手長神社」は「御手長」に由来するとされる。
そして武内大臣の垂迹の際、
その神霊は異賊の襲来する海路を守護するため海辺に鎮座し、
社名は武内大臣が旗を織ったことから「織旗(織幡)」とした。
社伝によると、
壹岐真根子臣の子孫がこれを祀り伝えているという。
宗像五社の1つ。
別称を「織幡宮(おりはたぐう)」
地元では「シキハン様」とも称される。
式内社(名神大社)
旧社格は県社。
現在は宗像大社の境外摂社。
主祭神
中座:武内大臣(武内宿禰)
西座:住吉大神(住吉三神)
東座:志賀大神(綿津見三神)
配祀
天照皇大神、宗像大神
香椎大神、八幡大神、壹岐真根子臣
ご利益
健康長寿、開運厄除、航海安全、水難守護
海上守護、漁業繁栄、交通安全、所願成就
安産祈願、家内安全、出世開運、武運長久など
本殿右側
本殿右側の境内社
海原神社 恵比須神社
御祭神:和多積神 御祭神:事代主神
本殿左側
本殿左側の境内社
御崎神社(埴安命)、稲葉神社(宗賀御魂神)、白峯神社(顕仁命)
須賀神社
祭神:素盞嗚命
鎮座地
福岡県宗像市鐘崎224