西岡神宮
楼 門
手水舎
西岡神宮は、和銅6年（713年）、
元明天皇の命により宇土地域の総鎮護として
中原（壇原）に創建されました。
当初は春日大神と住吉大神の勧請でしたが、
承久3年（1048年）、関白藤原道隆が八幡宮を合わせて祀ったことで、
三宮大明神と称されました。
宇土周辺の氏族の尊崇を受けましたが、
天正16年（1588年）に宇土を治めていた
戦国武将小西行長の社殿焼き討ちにあいました。
その後、慶長6年（1601年）、
新たに治めることとなった加藤清正により、
現在の地に再興され、さらに後の肥後熊本藩主・細川氏代々の
保護を受け現代の形になりました。
拝 殿
御祭神
一之宮：春日大神(天児屋根命)
二之宮：八幡大神(誉田別尊）
三之宮：住吉大神(中筒男命・表筒男命・底筒男命 ）
御利益
厄災除け、交通安全、学業・受験合格、交渉成功など
五色の鳥居(成長鳥居)
この鳥居は、人として守るべき、
目指すべき心のあり方である徳を五色の鳥居に願いを込め、
人が正しく歩む道として表現していうそうです。
稚児宮
御祭神：少彦名神
御利益：子供の成長、子宝、安産、病気平癒など
西之相殿
鹿島宮(武甕槌大神）：武勇の神、武術上達、必勝
祇園宮(素戔嗚尊）：厄除け、疫病退散、縁結び
貴船宮(闇龗神)：水神、水難除け、縁結び
廣瀬宮(若宇加能売命）：治水の神、国家安泰、五穀豊穣
稲荷宮(宇迦之御魂大神）：五穀豊穣、商売繁盛
御霊宮(火雷天神、外七神）：悪霊退散、御霊鎮めの神
むすびの灯火
磐座 百官石
和銅6年（西暦713年）に勧請されるまで、
西岡神宮の神石は神々の依代として信仰されてきました。
東之相殿
加茂宮(加茂別雷大神)：天下安泰、開運招福
児の宮(少彦名命)：医療・温泉・酒造りの神、病気平癒
国造宮(大己貴神・遅男江神)：国土開拓の神、国土守護の神
龍田宮(天御柱神・国御柱神)：大気・生気・風を司る神
火鎮宮(火之迦具土神)：火の神、火災除け、鍛冶・防火の神
北野宮(菅原道真公)：学業成就、武芸上達
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歴史は古く鎌倉時代初期から行われています。
歴史資料館
室町時代の宝剣
室町時代の翁面
御獅子舞(県無形文化財)獅子頭
鎮座地
熊本県宇土市神馬町577