金立神社【中宮・上宮・磐座・奥之院】

 

徐福像

 

金立山

秦の始皇帝の命を受けた徐福が

不老不死の仙薬を求めて辿り着いた霊山との伝承があります。

 

佐賀市金立山(標高501m)には、

徐福を祀る金立神社の中宮、上宮、奥之院があります。

 

金立神社 中宮

 

 

金立神社 中宮は、もと金立参道、七曲入口の東側の山腹にあり、

猿田彦大神・白鬚大明神を祀っていました。

 

 

現在の祭神は、保食神・罔象売女命・秦の徐福なので、

祭神が替えられたようです。

 

 

明治元年廃社となり、昭和28年現在の地に築造されました。

 

 

 

 

金立神社 上宮

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石造りの拝殿

 

 

神社の起源は孝霊天皇の代と伝えられ、

「日本三代実録」に、金立神は

「清和天皇の貞観2年(861)3月、正六位上から従五位下に昇叙、  

 光孝天皇の元慶8年(884)12月従五位下から従五位上に昇叙」

の記録があります。

 

 

 

 

 

 

御祭神は秦の徐福、保食神(穀物の神)、罔象売女命(水の神) の三柱です。

 

 

 

 

 

 

 

石造りの本殿

 

 

 

 

 

上宮本殿裏の磐座 湧出御宝石

 

 

上宮本殿裏の磐座は、

「湧出御宝石(わきでのおたからいし)」と呼ばれ頂部には

水が溜まっていると伝わります。盃状穴があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

神仙思想に基づく「陽石」と思われ 男性のシンボルを表していると云われています。

 

 

 

 

 

上宮から山道を下ったところには「陰石」もあります。

 

 

 

 

巨石が沢山あります

 

 

 

 

磐座

 

 

陰石

 

 

 

 

 

 

陰石の下から湧水が出ています。

 

 

金立神社 奥の院

 

 

 

 

金立山頂上

 

 

奥之院

 

 

金立神社由緒記には、 神武天皇の代の創設とあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

鎮座地

佐賀県佐賀市金立町大字金立