国造神社(こくぞう じんじゃ)は、

熊本県阿蘇市一の宮町手野に鎮座する神社です。

阿蘇神社の北にあるため、通称は「北宮」。

延喜式内社で、旧社格は県社

手水舎と水神社

 

御祭神

 

速瓶玉命(はやみかたまのみこと)

阿蘇神社主祭神健磐龍命の子。阿蘇国造大神。

阿蘇神社では十一宮に奉斎。

 

雨宮媛命(あまみやひめのみこと)

速瓶玉命の妃。蒲智比咩命(かまちひめのみこと)、海神の女神。

郡浦神社主祭神。

 

高橋神(たかはしのかみ) - 速瓶玉命の第二子。

火宮神(ひみみやのかみ) - 速瓶玉命の第三子。

 

拝殿

本殿

速瓶玉命は父親である阿蘇神社の主祭神健磐龍命と共に

阿蘇の地を開拓し、農耕・植林などを指導したとされます。

平安時代に書かれた延喜式神名帳に名前が出ている

熊本県内において、最も古い神社の一社です。

 

肥後国誌によれば、

崇神天皇の代に速瓶玉命が肥後国造に任命され、

景行天皇18年に、国造神社を修造し祭典を整えたとあります。

白蛇の桧

白蛇が出現し見た人は開運すると言われています。

この種の桧(ヒノキ)は育ちにくく、

この様に大きくなったものは日本全土に四本しかないそうです。

鯰宮

全国的にも珍しい鯰を祀った宮

国造速瓶玉命お手植えの杉

 

高さ48m、胴回り15m 樹齢2000年という大きな杉があります。

江戸時代には男杉と女杉とがありましたが1818年頃、

男杉は落雷のため伐採されました。

また、その後、平成3年に台風で折れ、今は女杉のみ

御朱印はスタンプでした。

手書きの御朱印は阿蘇神社ででいただけるそうです。

 

【熊本県のパワースポット】阿蘇 国造神社