今年の冬は暖冬で雪がなく、散策しやすいですね! 今回は1月下旬に散策した時の様子をまとめました。
まずは山間部から。主に山梨と神奈川です。
コナラはシロスジカミキリに穿孔された木が数本見つかりました。
キクイムシよりもこちらの方が虫が集まるので重宝します🙂
斜面の見通しの良い場所に生えていたクヌギです。ミヤマの場合は細くて上部に少し樹液が出ていれば十分で、むしろ生えている場所が重要だと思います。
沢沿いの日当たりの良い場所に生えていた春楡。春楡は若い木の方が圧倒的に成績が良いです。
斜面の一部が伐採された場所に来ました。
このコナラの切り株の根元を削ると...
ミヤマクワガタの幼虫が出てきました。
この幼虫はこのまま埋め直し🤭
来年の春にでも成虫で掘り出そうと思います。
赤松の倒木の樹皮を何気無く剥がすと、奇妙な虫が出てきました。
正体はこれ、ウバタマコメツキの仲間です。
成虫で越冬するとは知りませんでした💦
もう1頭、やや大きめの個体を発見。
体調は3cm程もあり、コメツキムシとしてはかなり大きいです。こちらが♀で、多分ペアで採れたのだと思います👍️
ここからは平野部の様子です。
普段見ない林の奥をチェックすると、樹液痕だらけのシラカシが沢山見つかりました。
シラカシは樹液が出ても虫が来ない木もありますが、これだけあればどれかは当たるでしょう!
少し離れた場所にはクヌギもあり、少しは楽しめそうです。
春までもう少しあるので、引き続き色々散策して行こうと思います!