以前から気になっていたミヤマツヤハダ。

丁度高山帯の雪も溶けたようなのでいそいそと出かけて参りました。

 

 


 今回は東海エリア某所のブナ・ミズナラ帯を見ることに。狙うは広葉樹の赤枯れ。
ヒメオオも気になりますが兎に角赤枯れ!
 
 
とはいえ、私は赤枯れ材なんて良く分からないので、赤~茶色の材をひたすらチェックして行くことに。 

 
 何かそれっぽいのが出たけど、どうやらオニクワガタ3齢幼虫のよう💦


 左はオニクワ、右下は(多分)オオトラフハナムグリ。兎に角この2種ばかりが出ます😅


ルリクワの産卵マークも僅かにありましたが、今日のターゲットではないのでスルー。

 
どんな材にいるのか分からないので色々削ると、普段見かけない虫が... 

 
これは寄生バチの中間かな?

 
少し場所を変更しました。
小雨が降ってきたのでカッパ着用で対応!

 
気晴らしで割ったブナからはアカアシ♀。
♂の大型を見たくて割るも後続はなし😑

再度場所を移動した所で雨が強くなり、危険を感じて泣く泣く引き返すことに。

と、ここでようやく大きな赤枯れ材を発見。
しかもフレーク溜まりにミヤマツヤハダの羽が落ちています‼️

...すいません、スマホを車内に忘れたのでここからは現場の画像無しです_(^^;)ゞ
で、この赤枯れ材を削って行くと...


出た‼️    ...しかし蛹室内で☆になってる~😭
もう1頭成虫が出たけどやはり☆。
しかし近くから1頭、極小のそれっぽい幼虫が出たのでキープ!

  
拡大レンズ + スマホカメラのズームで撮影

細長い体に角張った頭。
どうやらミヤマツヤハダの1齢のようです😆
何とか坊主を免れました💦


と、言うわけで、帰宅後に採取しておいた赤枯れ フレークに投入しました。
無事に羽化してくれると良いな!
 
  
 ちなみに♂成虫はこんな感じです。
(以前Kさんから頂いた個体)
20mm程の虫ですが、大顎や体型が独特なので個性的なんですよね。

生きている成虫ペアを観察したいので、また挑戦しようと思います!(^o^)