ダンナは躁うつ病(双極性障害1型)
2度目の精神科入院で
今は、閉鎖病棟で隔離中です。

一歳の娘がいます。
この山奥から
ダンナの病院やスーパーに行くには
信号のない山を2つ
越えて行きます。片道30分!

できる限り、娘も連れて
行きますが…
ダンナの状態が悪い時は、
連れていきません。

話しは変わりますが…
天気が良い日
私は娘をベビーカーに乗せて
午前中と午後散歩します。

少し下ると、県道にでます。
県道にでると
いつも「プップッー」と
クラクションを静かに
鳴らして通りすぎる
車がいます。

保育園の送迎バスです。
都会のよう大きななバス
ではなく、ハイエース
をバスにしてます。

ある日、
そのバスが私と娘の横に
止まりました。
少し年配の”優しい″の
オーラしかないおばさん
が降りてきました。

「大阪からきんしゃった嫁
さんじゃろ⁈
よう来てくれた」

えらく感謝されてる私…笑

「パパはどうしよる⁈
慣れない土地で、ガンバっと
るね!!
出かけたい時や用事の
ある時は、息抜きしたい時
遠慮なく
保育園に連れてきんしゃい!
申し込みとか、お金とか
気にせんでよか!
いつでも連れて来て」

笑顔いっぱいで話しかけて
くれて、娘をしばらく抱っこして
嵐のように去っていきました。

保育園の送迎中だったみたい
です。
初めて見た人です。

私が大阪から来た事、
たぶんダンナの病気を
知ってる⁈

小さな田舎アルアルですが…
よそ者が来たら、すぐ
噂の的です。

帰ってから
畑にいた義母にその話しを
しました。

コレも田舎アルアルで
すぐに誰かわかるのです。

何と!
ダンナも通っていた
保育園の園長先生でした。
この辺りはお寺も多く、
お寺の住職さんが兼業で
保育園とか学校の先生
とかしてるみたいです。

あのおばさんは
園長先生でもあり、
お寺の住職の嫁さんだ
そうです。

義母に保育園で見てくれる!
と、言う話しをすると
「ホッ」とした感じでした。
義母は若い頃から仕事
ばかりしていて
子育ては、ばあちゃんに
任せきりだったそうです。

だから、娘を見てくれる
時不安気やったのか、、、
と、思いました。

義母も安心した様子
でした。

今は病院に行く時は
園長先生が保育園で
娘を見てくれてます。
お昼過ぎたら
食事も食べさせて
くれてます。

田舎て不便なだけ!!
とか思ってましたが、
田舎ならではの
あたたかい人情に
ありがたいな…
と、思いました。