ダンナは躁鬱病(双極性障害1型)
と診断されました。
躁状態の時も
鬱状態の時も
とにかく激しいのです。
閉鎖病棟に入院中です。

前回の初めての面会では
私が、勝手に回復に胸を
膨らましすぎて
ダンナと会ったとたんに
落胆して帰ってきました。

今回2度目の面会、
ダンナの様子を見て
少しでもよくなった所を
観察しに行こう!!

長い戦いと行っていたから…
前回の状態のままでも
大丈夫!!
ご飯を食べて夜眠れてるんやから!!

自分に何回も何回も言い聞かせて
病院に向かいました。

閉鎖病棟の鍵がガチャ!
と開き、ダンナが看護師さんと
出てきました。

今回は前をまっすぐ見て
足取りは重そうやけど
歩いてきます。

私に気づいてます、、、
笑顔はないですが
何か話そうとしてました。
やっぱり言葉にならない
ようです。
私から話しかけました。
何事もなかったかの様に、元気に!

会話と言っても、病院のご飯どう?
ちゃんと食べてる?
夜眠れてる?
これくらいしか思いつきません…

(家の様子も話そう!と思いましたが
何かまた、負担になって
ストレスにならないかな?
とか、勝手に思い言いませんでした)

ダンナはボソボソと話しだしました。

「いろいろ悪かった…」

私、ええ!!なんて?
もう一回言うて!!

今回は少し大きな声で
「いろいろ迷惑かけた、悪かった」

久しぶりに聞いた声でした!
もう泣きそうになりましたが
ここで嫁がワンワン泣くと
ダンナが困るに決まってます。

私「迷惑とかかかってない!家で待ってるから!」
またまた肝心な時にパニックになります。
気の利いた言葉もみつからず…

ダンナも言った言葉に戸惑ってるのか?
次に何を話そうか、考えてるのか?
沈黙が続きました…
そうこうしてるうちに、面会が
終わりました。

閉鎖病棟が閉まり、今回は
ダンナが振り向いてこちらを
見てます!

前回の面会では病棟の前で、
呆然と立ってましたが…

今回は扉の前で嬉しくて号泣して
ました。

わかりやすい嫁です、、、
少しずつ、少しずつ
進んで行こうね!