前回までにリウマチのメカニズムや、薬を飲むことでどういう事が起こるのか考えてみました。

今回は、自然な食べ物、ストレスを貯めない、良い睡眠、適度な運動を行うと、どういう変化が起こるのか考えてみたいと思います。

 

 このような生活をすることで、化学物質の入る量は減ります。人体の細胞の9割近くは3~4か月で入れ替わると言われていますので、その頃から、化学物質を含まない細胞が作られてくると考えられます。

 一方、免疫はこの生活で改善されてくるため、リンパ球は増加し、出来損ないの細胞を攻撃する力が強くなってくると考えられます。そうすると、化学物質のない細胞に入れ替わるまでの間は、免疫の攻撃力はアップしますから、症状としては強く出るでしょう。これを排毒反応と捉えることもできます。これを悪化したと捉えるか、排毒あるいは好転反応と捉えるかで、その後の対応が大きく変わると思います。元の薬で対症療法をする生活に戻るかどうかという選択になると思います。

 この排毒反応が強い時は、日常生活に困難を来たすこともあるため、薬を用いて抑えることは必要だと思います。

 

 実は、私はこの生活を始めて、1、2週間後に突然歯茎が腫れだし、痛くて日常生活に支障を来たし、精神的に追い込まれました。そこで、鎮痛薬等は飲むんだところ、すぐに腫れは治まりました。あとで、歯医者で診てもらいましたが、歯には異常はありませんでした。今、思うと排毒反応だったのだと思います。

 そこでわかったのは、早く良くなろうと、更に血行促進など色々な治療に手を出すと、身体が修復しようとする力が強くなり、排毒反応が強すぎて、日常生活に支障を来たすということです。

 ですので、やりすぎず、少しづつ良くなるやり方が良いと思いました。私の場合は、現在、人差し指の浮腫みや腫れ、そのほかところどころ痛くなる関節痛がありますが、この程度の炎症で止めておくのが良いと思っています。

 これ以上、色々と手を出して排毒反応が強くなると、日常生活がかなり辛くなると思います。 

 

 この生活を始めて気が付いたことは、風邪を引かなくなり、腸や胃の調子がすごくい良くなった事です。昨年の同じ時期は、関節こそ異常はありませんでしたが、胃や腸の不調が続いて、疲れやすく、しょっちゅう薬を服用していました。今は、リウマチ症状はありますが、昨年よりもずっと健康になっていると実感しています。