イエメン 政権崩壊 | KUUTV(くーてぃーびー)

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くうのにゅーすどうがのかきおこしをよういしたわよ。
ほぼまいにちとどけてあげるわ。

イエメンが政権崩壊しました。
今日はこのニュースです。

イエメンは2012年2月の「アラブの春」で約33年に渡るサレハ政権が崩壊して以降、不安定な状態が続いていました。

それが、イスラム教過激派の台頭を許し、先日フランスで起きた週刊紙銃撃事件を引き起こしました。

この時犯行声明を出したのが、「アラビア半島のアルカイダ」でしたが、このグループが拠点を置くのが、イエメンです。


これとは別にイエメンでは、反体制派・イスラム教シーア派系ザイド派の民兵が、政権を乗っ取ろうと画策してきました。

そしてついに6日、彼らが暫定的に政権を掌握すると宣言するに至りました。
政権崩壊です。


こうなると心配になるのが、隣国サウジアラビアです。

サウジアラビアは同じイスラム教でもスンニ派で、シーア派とは対立関係にあります。

その対立するシーア派のイランが、イエメンのザイド派民兵の攻撃を支援しているのではないかと疑っています。

この疑いが、新たな争いを生み、やがてテロに発展するのではないかという不安が、サウジアラビアにつきまといます。

サウジアラビアは、米国の同盟国でもあります。


話がややこしくなってきている昨今。
「イスラム国」は、今日も米国人を殺害しています。

本当に、何か打開策はないのでしょうか。