“アナザースカイ” 総本部新道場。 | 日本空手松涛連盟総本部『空志会』

“アナザースカイ” 総本部新道場。





現在、加盟国数が65ヶ国に及ぶ日本空手松涛連盟。

今年秋、その総本部道場が巣鴨から高田馬場に移転して新しくなった。

その二階にある道場のロビーに行くと


大きな白クマくんが来訪者を出迎えてくれる。


        「入門願い中!」

とは、「皆ここにおいでよ、空手やろうよ!」

ま、こんな柔らかいニュアンスだろうか(笑)。
雰囲気は明るい、とても。
コワモテの空気感はない。


ロビーに取り付けられたモニターディスプレイ。
ここで道場内の稽古の様子を見ることが出来る。
なんかフィットネスクラブみたい。
そう、楽しくやろ!

この日は一年を締めくくる納会という事で
もちろん多くの会員の皆さんが集まってくれた。


この場で香川政夫主席師範と仁礼先輩が並び立つのを見るのは久々な気がする。
主席師範は国内各地、世界を忙しく飛び回ってくれている。


そして先輩は常日頃の先輩の献身に感謝の思いを持つ女子会員の皆さんから感謝の品を贈呈されました。
良かったですね、おめでとうございます。

そして僕は久しぶりに山口貴史師範と話しが出来る機会をいただけた。
山口師範は国際部長の役職にも就いているが、香川主席師範と山口師範のお二人は毎年海外指導のスケジュールで大変でしょうと話したら、二人ではとても手が足りない、と返ってきた。

だから若い総本部指導員もどんどん海外指導に出ている状況だとか。
海外からの指導依頼が絶えないのでしょう。
僕としても嬉しい限りだ。







総本部指導員が海を渡るだけではない。
“彼ら”の方からも大挙して海を渡りここにやって来ている!

この日はクリスマス前なので道場に来ている外国人会員の皆さんは国に帰っているが、そのクリスマスが過ぎて年が明ければ彼らはまた日本に戻ってここにやって来る。

総本部道場特有の国際色豊かな“絵の構図”が再び出来上がる。

このことに話しが及んだとき、テレビ番組ではないが

        “アナザースカイ”

という言葉が頭に浮かんで来た。
あの番組を観たことがある人ならピンと来るだろうが、嬉々としてやって来る外国人の皆さんにとってこの総本部道場はアナザースカイなのかも知れない。 

いい道場ですから。

実際、本当にそうであって欲しいと思います。

もちろん、僕たち日本人にとっても……。