11月 空志会稽古。 | 日本空手松涛連盟総本部『空志会』

11月 空志会稽古。







あるレベルまで習熟すると






稽古中の後ろ姿も何気に様になって見えてくる。

例えば彼女のように……。






この度、こちらの勝手都合でブログ更新がしばらく途絶えてしまい申し訳ありませんでした。
以後また普通に続けていければと思います。よろしくお願いします。


      今回の空志会稽古。




遥か空手協会総本部時代にさかのぼる古参メンバーである、
浅井先輩(写真 左)をお迎えして行われました。
今現在先輩は協会の一支部の道場主として後進の指導にあたられています。



その浅井先輩と共に



時に昔を思い出しながら



ひとつひとつ稽古を行う。


そして話しは一旦、稽古後の飲み会に飛ぶが

この場でみんなで話し合われた多くのこと。

オリンピックの冠を頂きに試合先行で突っ走る空手界。
確かに再来年は楽しみだし、これを機に空手の認識を拡げていくことは重要なことだ。

しかしその巨大な潮流の中にあって、細やかであっても空手の本質を忘れない志しを持って稽古をしよう……。

この飲み会で多くの言葉が交わされたが要約するとこういった主旨の会話がずっと続けられていたと思う。

最近、巷の試合でそのルール故に仕方ないのか、攻撃目標の近くを通り過ぎただけのような突き蹴りがポイントになる光景をよく見かけるそうだ。

それはよくない。

やはり強い極めを持って

               打つべし!


                叩くべし!

拳サポーターで見えないのをいいことに拳を半握りにして突きの距離を伸ばそうとする人も多くいるという。

でもその瞬間は


          しっかり握って



                 突くべし!



そして今月試合に出る彼女はポイントとなる中段逆突きにおいて


狙うのは相手のお腹ではなく、それを突き抜けた向こうにある背骨だ。
と、アドバイスを受けていた。
確かにそう考えることでより深く相手の懐に入って突けるはず。

そしてルールが細かくなっている分ゲーム的な要素も感じるが根本は相手との闘いであることを忘れないでいただきたい。

そうでないと逆に空手の試合は楽しめないよ(笑)。

さらに大事なことを忘れないために。


         型もしっかりと。


         この型は抜塞大。



特に大切な立ち足をしっかりと確認しながら。
この型は半月。
常日頃あましやらない半月立ちを浅井先輩に丹念に指導していただきました。



今回、浅井先輩お越しいただき本当にありがとうございました。また機会がありましたら是非お越し下さい。