今日で8月も最後。
外を吹く風が、秋らしさを感じさせるようになりました。
やっと、朝晩は秋の空気って感じです。
でも夜は、窓を開けられず風も入れられないから
どうしても、冷房は入れちゃう。。。

昨日でポイントが貯まり、そのポイントで無料で1本、
観られるので、今日は『ゲド戦記』を観てきました。

夏休み最終日だったせいか、周りは小中学生だらけ。
いつもレディースデーばかりで、女性の多い映画館が多いだけに
ちょっと新鮮だったなあ~。
でも、ずっと隣で、ポップコーンを食べ続けられて観てるのは、
少し苦痛でした。。。
やっぱり、レディースデーが私には合ってる?!

帰宅して、しばらくしたらちょっと大きめの地震。
その時の私は台所で、氷を作るため、浄水器の水を製氷機に
入れてた所で、震度3だったけど、何も出来なかったな~。
揺れが割と早くおさまったし、物が落ちてくることもなかったし
私は大丈夫でしたよん。

映画は、微妙でした。
宮崎吾朗第一回監督作品ということもあったのでしょうが、
身構えて、観に行ってしまったのかもしれません。
映画館を出る時、子供がお母さんに「面白かった~、ちょっと
怖かったところがあったけど~。」と言ってたように、素直に
観ていればよかったかなあ。
人物に語らせすぎな部分があるので、ゆったり観ていられない
感じで、私的には感情移入が出来なかったこともあるかも。
かつて人と竜はひとつだった。
人は大地と海をえらび、
竜は風と火をえらんだ。

少年アレンと大賢人ゲドの旅を通して、「この時代をまっとうに生きる」ことの意味を世に問う、スタジオジブリ最新作

アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメ超大作。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。V6の岡田准一、菅原文太ら新旧の実力派が存在感ある声の演技を披露するほか、主題歌と挿入歌も担当した手嶌葵の圧倒的な美声にも心奪われる感動巨編。

<ストーリー>
物語の舞台は、多島海世界アースシー。西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界である東の海に現れた。聖なる生物の竜が共食いを始め、それと呼応するかのように、世界では、さまざまな異変が起こり始めていた。農民は田畑を捨て、職人は技を忘れモノを作らなくなった。街では、人々はせわしなく動きまわっているが目的を失っているように見えた。そして、世界は魔法の言葉を忘れつつあった。
世界の均衡(バランス)を崩す者の正体をつきとめる旅に出た大賢人ゲドは、国を捨てた王子アレンと出会う。。。

世界の均衡(バランス)が崩れつつある。

人々はせわしなく動きまわっているが目的は無く、
その目に映っているものは、
夢か、死か、どこか別の世界だった。

人間の頭が変になっている。

災いの源を探る旅に出た大賢人ゲドは、
心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンに出会う。
少年は、影に追われていた。

影におびえるアレンの前に、
顔に火傷の痕の残る少女テルーが現れる。

いのちを大切にしない奴なんて、大嫌いだ!

宮崎吾朗第一回監督作品、
この夏、人と竜はひとつになる。

でね~、ここからは、ネタバレにもなっちゃうけど。
背景とかは、凄く綺麗なんだけど、そこにいる人物とかに
生気が感じられないの。
動きがぎこちないというか、今までのジブリ作品だったら
もっとスムーズに動いてたよな~って感じちゃって。
真の名前がどのような意味をもつものなのか、原作を読んで
ないから、さっぱりわからず、想像の世界になっちゃった。
そして、少女テルーが、竜の化身だったなんて~。
でも、手嶋葵の発音、どうにかならなかったのかしら?
特にサシスセソの発音が酷くて、耳を覆いたくなったわ。
これが透明感のあるということで採用されたのなら、うーん
ちょっと悲しいなあ。。。
クモVSアレンの場面で、テルーを抱えながらクモが上へ
逃げていくんだけど、最後の屋上への壁の足場を登る場面、
今までヨロヨロだったのに、もう上の方に登っていて
場内で「はや!!」という言葉が漏れるくらい、早かった。
思わず、笑っちゃったわ。
アレンがクモを追いかけてるのに、ゲドもテナーもタダ見てるだけ
っていうのは、どうよ。。。
普通、助けに行くものじゃないの~?
ゲド戦記っていうわりには、ゲトが戦ってないし~。
で、アレンに刺された父の王様はどうなったのかな?
状況が腑に落ちない部分が多かったのよね。

うーん、これは、映画館じゃなくても、DVDやTV放送を
待ってもいいかもって思っちゃった。
ちょっと、厳しすぎたかな~?