火葬の日の朝になった。

生まれた日からずっとそばで過ごせたけど、今日が最後の日だね。

不器用なママだけどがんばって服を塗ったからね。

 

11時ごろに夫と母が到着し、

11時半ごろに看護師さん、先生とともに病院の1階にある「いのりの部屋」

というお別れの部屋に向かった。

 

部屋に向かうまでの道中ではまた泣けてきたが、夫と母に会えると涙は引っ込んだ。

用意していた服、手紙、折り紙、命名書などを棺に入れていく。

家族3人での最後の写真も撮れた。

用意していた服は白いガーゼであんまり可愛くなかったけど、

いろんな色の折り鶴で賑やかな棺になったよ。

棺の蓋を閉めて、母に託した。

車へ乗り込む夫と母へ、「しっかり見送ってきてね」と声をかける。

車が発車すると同時にまた涙が出てきた。

 

火葬にも行けない自分を恨んだ。とっても晴れた空の日だった。

 

火葬後、残らないと思っていたけど、小さい小さい2本のお骨が残ったよ、と連絡があった。

よかった。本当によかった。

早く会いに行きたいけど、もう少しここで頑張らなくちゃ・・・。頑張れるかな・・・。