月1度の医大での診察日。
放射線を照射することになりました。

通常は光治療を続けてきたのです。
①ナローバンド
 

ナローバンドとは、ナローバンドUVB療法という光線療法のことです。ナローバンドUVB療法は、特定の波長域の紫外線を皮膚に照射することで、炎症や色素異常などの皮膚疾患を改善する治療法です。ナローバンドUVB療法は、乾癬、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑などに効果が期待できます


②エキシマライト
 

エキシマライトは、ターゲット型光線療法という治療法の一種です。ターゲット型光線療法は、症状のある部分にのみ紫外線を照射することで、皮膚の免疫の働きを調整し、炎症や色素異常などの皮膚疾患を改善する治療法です


全身型のナローバンド、ターゲット型のエキシマライトで患部を治療していました。しかし、それでも改善が見られない患部があるので、そこへ放射線を照射するのです。

今日は放射線腫瘍科でも診察。どう照射するかを検討しました。明日は前準備としてCTの予定です。一週間後に二日に渡り4ベクレルを2回の計8ベクレル照射です。

(1Bqは1秒間に1個の放射性壊変をする放射性物質の量を表します。)
これで患部緩和ができればとのことです。

緩和できれば抗悪性肉腫剤(タルグレチン)の使用を遅らせることができるかとのこと。

タルグレチンは、皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)という悪性リンパ腫の治療に用いられるお薬です。CTCLは、皮膚に発生するリンパ球のがんで、赤みやかさぶた、腫れなどの皮膚症状を引き起こします。タルグレチンは、CTCLの細胞に作用して、増殖を抑えたり、死滅させたりする効果がありますタルグレチンは、カプセル剤の形で服用します。通常、成人には1日1回300mg/㎡(体表面積)を食後に飲みます。患者さんの状態によっては、用量を減らしたり、休薬したりすることがあります。タルグレチンは、副作用が強いお薬なので、服用する際には注意が必要です。特に、脂質異常症や膵炎のリスクが高まるので、定期的に血液検査を受ける必要があります。

タルグレチンは1錠75mgなので通常は1日4錠となります。
タルグレチンカプセル75mgの1錠の価格は、2846.7円
です

副作用を抑える薬も服用することとなりそうなので、自己負担も大変そうです。

とにかく気長に治療するしかないみたいですね。