余韻から一生抜け出せなくて、2日経った今日、キタニとナブナのゲーム実況を見ながら懐古している。書き終わらなくて数日経ってから続きを書いていることはここだけの話。

 

私の人生を変えたアイドルは山のようにいるが、人生を変えたアーティストはたった一つ。ヨルシカのみだと思う。

 

生まれてこの方ライブというものに行ったことのなかった私であるが、ついに生まれて初めてライブというものに行ってきた。

 

セットリストや演出の感想をメインにしたいからそれ以外のことは簡潔に。

朝イチでグッズの現地販売に行ってきた。

ウキウキして5時まで眠れなかったから究極の睡眠不足で現場入りした。

グッズを目の前にしたオタクとは怖いものだ。

買う予定のなかったショルダーバッグに一目惚れして買ってしまったがために想定より3500円ほど飛んで行った。

 

ピンバッチのガチャガチャに10秒で1000円溶かしたときは私という人間は恐ろしいと思った。鳥肌が立った。

 

ライブ本編以外の話はここらで終わりにして本編について語ろう。

 

 

長くなるがこのブログは私のものであるから、私の勝手にしようと思う。

 

 

 

ヨルシカ LIVE 2024   月と猫のダンス  2024.04.07

 

 

15000人キャパの有明アリーナで3階17列。上から6列目。

視界には常に天井が映り込み、ステージの上にいるsuisさん、n-bunaくん、Masackさん、キタニ、下鶴さん、はっちゃんさん、俳優さんの見分けがつかないだけでなく時々姿を見失った。

所謂天井席と呼ばれる座席から参戦した。

 

もう細かいセトリまでは語らない。

 

私が忘れられないチノカテとアルジャーノンだけ、ここにしっかりと書き残す。

 

 

これから先のもっと先を描いた地図はないんだろうか

迷いはしないだろうか

それでいいから そのままでいいから

本当はいらなかったものもソファも本も捨てよう

それでいいから

貴方の夜をずっと照らす大きな光はあるんだろうか

それでも行くんだろうか

それでいいから そのままでいいから

全部を読み終わったあとはどうか目を開けて

Ooh hoo ah ah この本を捨てよう 町へ出よう

    -チノカテ/ヨルシカ-

 

歌詞が刺さりすぎて泣いた。どこの歌詞も切り取れない。とにかく全部が共感だった。光の演出が素晴らしくて、優しい曲調に乗せてオレンジ色の優しい光に包まれながらこの曲を聴けたことは一生の思い出だと思った。

 

 

貴方はゆっくりと変わっていく とても小さく

少しずつ膨らむパンを眺めるように

貴方はゆっくりと走っていく

長い迷路の先も恐れないままで

    -アルジャーノン/ヨルシカ-

 

最後の曲でアルジャーノンを持ってくるのは反則だと思う。ボロボロ泣いた。大粒の涙とはまさにあのことだと思う。

曲の最後に星空のような光の演出があって、そのあとステージの上が全く見えないくらい白くて明るい光に包まれた。あの景色も二度と忘れることはないと思った。

あんなにも美しい終わり方があるものかと思った。美しいという言葉以外では表現できない美しさだった。

 

 

 

主に感動したポイントは2つだ。

 

1つ目。n-bunaさんとsuisさんがこの世に本当に実在しているということ。

遠くでギターを弾いて451を歌い踊り音を操っている男性が、本当にn-bunaであること。

遠くでひたすらに音に乗って歌っている姫が、本当にsuisであること。

現実ではないようで現実であるということが幸せな事実だった。

 

2つ目。本人たちの姿が映らない代わりと言ってはなんだが、あまりにも会場の光の演出が素晴らしかった。

全体にかかっているスモークに薄い色の光を当てたら、まるで小雨が降っているように見えるだなんて思っていなかった。

アリーナ席とスタンド席の間の全体に地面と平行な光を当てたら、まるでネットがかかっているかのように、落ちても大丈夫なように錯覚させるとは思っていなかった。

 

 

今でも信じられない。

n-bunaとsuisが確かに私の目に映ったこと。

 

ブログを書く気が数日起きないくらいには余韻ひたひたなライブだった。

そろそろこの日のブログは終わりにしよう。

これからあと5日分のブログを纏めて書き上げることにしよう。