小学館新書 井上 正康・小林 よしのり共著「コロナとワクチンの全貌」

井上 正康・小林 よしのり共著

おすすめです
ウイルス学の専門家として、早くから新型コロナウイルスに対して「正しく知り」「正しく行動する」ことを訴えられている大阪市立大学名誉教授 井上 正康医師著、「コロナとワクチンの全貌」をおすすめします。ワクチンを打つ、打たないでお悩みの方々にもご参考になると考えます。

◎著者(井上さん)プロフィール:
1945年広島県生まれ。岡山大学大学院修了(病理学)。インド・ペルシャ湾航路船医(感染症学)。熊本大学医学部助教授(生化学)。Albert Einstein医科大学客員准教授(内科学)。Tufts大学医学部客員教授(分子生理学)。大阪市立大学医学部教授(分子病態学)。2011年大阪市立大学名誉教授。宮城大学副学長などを歴任。現在、キリン堂ホールディングス取締役、現代適塾・塾長。腸内フローラ移植臨床研究会・FMTクリニック院長。

 

 

内容紹介(出版社より)
日本人への緊急メッセージ!

コロナ禍の中、ワクチン接種が進められているが、はたしてそれで全て解決するのだろうか? ワクチン接種が進んだ国でも感染者が再び急増している。日本でも接種後の死者は数百人を超え、副反応の危険を指摘する声も少なくない。

そもそも、世界から見ると日本は、人口当たりの感染者数も死亡者数も極めて少ない。ところが、対策は欧米と同じため、経済は疲弊し、失業者や自殺者が急増している。日本の対策は根本的に間違っているのではないか?

ベストセラー『コロナ論』、『コロナ脳』の著者で漫画家の小林よしのり氏と、医学者で大阪市立大学名誉教授(分子病態学)の井上正康氏が、テレビや新聞では報道されない「コロナとワクチンの全貌」を語り尽くす!

【編集担当からのおすすめ情報】
現在、新型コロナとワクチンについては、言論封殺のような状況が起こっています。テレビや新聞では、「コロナは恐ろしい」「ワクチンで全て解決する」というよ うな論調ばかりが目につきます。ネットでも、ワクチンについて懐疑的な発言が削除される事例が相次いでいます。なぜか、マスコミにおいて両論併記という原則が失われているのです。

そんな中、本書では、新型コロナとワクチンについて、最新の研究成果を踏まえた上で、的確な対策を行うための判断材料を提示しています。

なぜ、日本は欧米と比べ、感染者数も死者数も極めて少ないのか? 緊急事態宣言は本当に効果があるのか? なぜ、ワクチンを打っても感染者が増えるのか?ワクチン接種後の死者数についてどう考えればいいのか?

これは、テレビや新聞、ネットではなく、「書籍」だからこそ伝えられる情報です。

是非、ご一読いただき、ご自身とご家族を守るための判断材料にしていただければ幸いです。

<主な内容>
●専門家は全く信用できない
●日本でワクチンは必要なのか
●誰も言わないコロナの正体
●日本は集団免疫ができている
●間違いだらけのコロナ対策
●今すぐにやるべきこと

◆井上 正康教授へのインタビュー
質問:インフルエンザより新型コロナの方が重症化するという報道は事実ですか?

インフルエンザの患者は毎年2月ピークに一千万人、40度近い熱を出し入院します。多い年に関連死を含めると一万人が子供を含めて亡くなっています。
高齢者と子供が多い。今回のデルタ株は感染力が強く、きつい症状が出ますが、インフルエンザに比べたら蚊が刺した程度です。コロナウイルスの一番の問題はストレスです。この一年半、軟禁状態になり、みんなコロナ鬱になっています。禿の原因はストレスです。コロナ後遺症と医者は言っていますが…。

 

質問:昨年の報道では、欧米ではものすごい数の死者がでて、日本やアジアでは死者が少なかった?
東アジアには、旧型の土着コロナが根付いています。ウイルスは現役でしか戦えない。新型コロナと戦うには、コロナに似たウイルスに似たウイルスの免疫力しか使えないという原則があります。そして、一昨年と昨年3月上旬まで、ものすごい数の中国人が春節で訪れています。あの集団が2種類の弱毒株を日本に持ってきていた。日本人が気づかず感染していきました。
これによって集団免疫が確立されていた。その後、中国本土の上海で新型Gが発生し、これがいきなり3月にEU、ニューヨークに入ってパンデミックになった。これがヨーロッパ、アメリカを含めて被害が数百倍高かった本当の理由です。感染を繰り返すと、相対的に致死率や重症化率が低下していくのがウイルス学の基礎的な基本のキです。これを専門家はほとんど知らない。遺伝子の事ばかり勉強しているから公衆衛生的に全体像を見る力がない連中が、今専門家としてのし歩いている。これがミスリードした最大の原因です。いわゆる完璧に感染症を見る力を持っていない集団が現代の専門家集団ですよ。

質問:自粛しない国の方が、死者が少ないといったデータもあると聞いたのですが・・・
これも事実です。去年の3月までは東アジアや日本の感染者数が少なかった。しかし、今年は、その東アジアに神風は吹いていない。欧州も日本も、もう第5波ですから5回ワクチンを打ったのと同じ免疫状態といえます。これが事実です。唯一貫徹してコロナ対策に成功したのはスウェーデンです。失敗でも何でもなく完全に理論的に成功した唯一の国です。イギリスも最初、スウェーデンと同じことをやろうとしたけど、メディアに煽られて、ジョンソン首相がひよって大失敗する。1年半経ってやっとスウェーデンが正しかったことが分かった。それで先月から、今年はすべてのコロナ 対策をやめると、そういう風に決めました。だから英米が決めたら日本も金魚の糞ですからね。

質問:そもそもワクチン自体効かないという医者もいますが?
これは事実です。これは動物学では常識。コロナウイルスは獣医さんたちが一番しっかりやっておられます。ワクチンを打っても自然感染しても、大体、抗体が1ケ月ぐらいで消えていきます。だから打っても、自然感染しても、ひと月位で抗体も免疫力が落ちるんですね。だからワクチンを打ったから、病気にかからない事はありえない。最初はワクチンを打ったらかからないと、専門家面した連中は言っていましたが、どんどんかかっている。イスラエルも一番かかっています。それで嘘がばれたら、重症化を防ぐという、いい加減なことを言っています。

質問 :  感染対策にマスクはそもそも意味がないのでしょうか?
咳がある患者さんだけは付けると意味があります。
それ以外は意味がありません。特に子供と高齢者は危ない可能性がある。又、マスクは網目から菌がどんどんはいってくる。これは鶏小屋の網目で蚊を防げないのと同じ。蚊は入ってきます。ただ呼吸を苦しくしているだけ。

質問:冬に換気するのは愚の骨頂?
そんな馬鹿な事を…。昔から風邪を引いたらストーブで部屋を暖かくしてやかんに湯を上げて暖かくするのが風邪の基本対策。冬の北海道で、窓を開けて換気せよとはバカじゃないかと。

質問:手の消毒はすべきなんですか?
これが一番大切です。帰ってきたら手を洗って、うがいして、鼻洗浄して、口腔ケア、歯ブラシね。そしてトイレの清掃。だからアルコールかけるだけでほとんどコロナにかからなくなるから、消毒と手洗いが大事。

質問:スーパーコンピュータの富岳の映像もミスリードですか?
あれは最悪です。みんなコロナと思っています。あれを見るとね、もう、みんなコロナだと思ってしまう。唾です。

質問:あの映像で飛んでいるのは、唾ですか?
唾です。しかも唾に含まれるのは9割9分が欠片ですからね。遺伝子の欠片しかない。
しかしあれを見たら専門家もコロナに空気感染すると思ってしまう。だから大半の研究者、特にインフルエンザの研究をやっている方が、みんな空気感染するとバカなことを言っている。感染の入り口は口ですが、出口はお尻なんです。腸の血管がメインの感染ルートです。今度のデルタ株も結構、腸の血管に感染していますね。だから、それをきちんとケアしない限り感染は止まりません。自粛をすればするほど感染が増える。家庭内感染ですよ。それはトイレを介してということで、今は8割が家庭内感染です

質問:じゃあ、唾に関しては、コロナに関してはあまり気にしなくていい?
ないとは言えません。PCRで20サイクルまでで陽性になる人は、唾液の中に感染力のあるウイルスがいます。こういう人にはそもそも自覚症状があるとは思いませんが、その場合はマスクをすべきです。感染のメインは物を介して人に移る。トイレの便座や内側のドアノブを注意しましょう。