今日は八月尽
氏神様へ晦日参り
陶荒田神社摂社、玉の緒神社の御祭神は
天之御中主神あめのみなかぬしのかみ
早々とお掃除された境内
清々しい気持ちになります
今月もなんやかんやと言いながら
無事に過ごすことが出来ました
先日の投稿で
ススキが立つという表現をしましたが
ススキは俳句などで読むとき
どんな風に表現するのかと思い調べました
すると
ススキに開花日があるって
気象庁では、全国の気象官署で統一した基準により
ウメやサクラなどの開花日やカエデの紅(黄)葉した日
アブラゼミの鳴き声を初めて聞いた日
ホタルを初めて見た日などの生物季節観測を行っていて
そのなかに「ススキの開花日」があるのです
つやつやとビロードみたいです
ビロードってお若い人にはわからないかな
十五夜を待たずに咲いた?ススキ
以上撮影8月27日
どのようになると開花と定義するのかな
8月30日の朝
穂の様子を見てみました
これ↓が花なのでしょうね
ススキはイネ科の植物で風媒花
この茎からぶら下がっている稲穂のような部分が「雄花」です
おしべの葯が3コずつ
花びらがなく、とても繊細
雌しべはよく見えませんね
ススキは、気象庁が予想した穂の数の20%に達した時に、開花したと判断されるそうです
ススキは秋の七草のひとつですし
古来より短歌や俳句に多く詠まれてきました
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花
(山上憶良 万葉集 一五三七 巻八)
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花
(山上憶良 万葉集 一五三八 巻八)
をりとりてはらりとおもきすすきかな
飯田蛇笏
今日も厳しい暑さになるといいます
熱中症に気を付けて過ごしましょう