午前中庭仕事が一段落したので
中央図書館へ本を返しに行きました。
大仙公園のイチョウが少し色づいていました。
たまに樹木の多いところに来ないと体がすっきりしません。
日光浴、森林浴になります。
台風21号の通過後の大仙公園は
作業員さんが懸命に作業をされているようですが
まだまだ爪あとが残ったままの木も多く
心が痛みました。
多くの木が養生してもらっていました。
枝垂桜は大部分がやられていました。
倒れているのに、今ごろ花を咲かせていました。
最後の力を振り絞って狂い咲いたのか
こういうのを見つけました。
狂い咲きと食害はどんな関係があるのでしょうか。サクラの花芽は夏の間にできます。そして、冬の低温に備えるために葉から休眠ホルモンを出し、花芽を硬くして翌年の春まで咲かないようにしているのです。しかし、虫による食害や台風などでほとんどの葉を失ってしまうと、休眠ホルモンの供給がストップしてしまいます。すると、休眠できずに秋、気温が丁度良くなった頃に花が開いてしまうのです。休眠ホルモンはアブシジン酸といわれていますが、確定しているのかは知りません。秋に花開いた所には翌年の春に花はつきませんが、全部の花芽が狂い咲きするわけではないので、狂い咲きしたサクラでも翌春に花を楽しめるそうです。
でも、この桜はもう来春には咲かせられないと思うと切なくなりますね。
十月桜も根元を養生されていましたが
花は咲かせていました。
こちらの写真もご覧くださいね。→大仙公園の十月桜
ハロウインの姿をした子供たちが、写真を撮ってもらっていました。
公園内ではこんな案内もされていました。
ここが会場なんでしょうか!?
堺市都市緑化センターの中も相当被害にあったようでした。
いつも見ごろの花を紹介しているのに
この木の在りし日の姿はこちらでご覧くださいね。
生命の力強さを感じたというセンペルセコイアは
この写真の後ろのほうに写っている木だと思います。
2010年11月撮影
半分だけしか立ち入り出来ませんでしたが
緑化センターの写真です。
なぜか机に一粒
私の姿もチラッと・・・ご覧くださいね。