古くから皇室と関わり深く格式の高い門跡寺院です。
天然記念物の大きな楠が迎えてくれました。
拝観入口の手前右手に建つ門、長屋門。
さあ入ります。
入り口の事務所でご朱印帖を預け
まず、殿舎内を見学します。その後
帖を取りに戻って、回遊式の庭園を見学します。
室内写真は禁止なので、お庭から写したものです。
売店があって、殿舎内は4つに分かれています。
一つ目は、華頂殿。
36歌仙の額絵があります。
モダンで鮮やかな木村英輝氏奉納の、蓮の襖絵(60面)。
ここから相阿弥作の庭が眺められる。
↑太閤豊臣秀吉の寄進になる「一文字手水鉢」
↑龍心池の半円形の反りの美しい石橋跨龍橋
庭園を見学していたとき、この池の前で雨がぱらぱらと。
このときだけでしたが・・・?
続いて廊下を渡り小御所(こごしょ)へ。
入母屋造桟瓦葺きの建物
小御所の奥に本堂があります。
方三間、宝形造の小堂、熾盛光(しじょうこう)堂
堂内の厨子にはご本尊「熾盛光如来」の曼荼羅を安置(秘仏)。
本堂の東裏には国宝の青不動画像(複製写真)を安置。
その他、不動明王木像、薬師如来及び日光月光菩薩・十二神将像、歓喜天像、毘沙門天像、愛染明王像。
そして最後が宸殿。入母屋造、桟瓦葺きの、寺内で最も大きな建物。
宸殿は門跡寺院特有のもので、有縁の天皇及び歴代門主の御尊牌を祀る。
宸殿前に右近の橘、左近の桜を配している。
見事な楠木。圧巻!!
↑鐘楼と四脚門。
宸殿の先に、正式な玄関、大玄関(車寄せ)。
孝明天皇ご使用の輿を陳列していた。
小堀遠州作の霧島の庭に続いて
好文亭というお茶室。
日吉舎
植髪堂
親鸞聖人の得度の折、剃髪した髪の毛を祀る御堂です。
春秋の季節にまた訪れたいお庭でした。←クリックしてご覧くださいね。