先輩、会社辞めるってよ。。 | IT社畜OLの絵日記

IT社畜OLの絵日記

23才OL、絵日記をはじめる。エンジニアではないが、事務職でもない。
社畜というほど働いているかと言えば、そうでもない。フットサルやってる奴が苦手だ。

このブログでも頻繁に登場する、私が敬愛してやまない先輩が、
来月で転職のため、辞めてしまうと告げられた。

それはもう、なんていうか、雷に打たれたような衝撃だった。
昼ご飯食べ終わって、みんなでお茶してる時に、急に言うんだもんよ。

うちの会社にはジョブローテーションっちゅー人事異動制度があって、
3年経つと絶対にどこか別の部署に異動しないといけないってルールがあるわけよ。

だから、もう半年経てば私が異動になって、見送られると思ってたんだ。それがまさか、私が先輩を見送る日が来るなんてな、思ってもいなかったよ。

新卒で入社して、私の教育係になってくれた先輩で、まぁブログにも書いてるけどとにかく仕事が早くて、頭が良くて、ユーモアのセンスがあって、カッコイイキャリアウーマンなんだわ。(私と正反対だな…。)

そんで、先輩が辞めるって話を聞いちまって、喫茶店で人目もはばからずに盛大に泣いちまったわけだ。昼休みが終わって会社に戻っても涙が止まらないんだ、これが。

うぇっ、ひっくひっく、うええ。
嗚咽を漏らしてしゃくりあげて泣くのなんて、何十年ぶりのことだろう。

本気で泣くときって、涙より鼻水が出るのな。

あんまり私が泣くもんだから、周りにばれちゃうからそんなに泣くなって先輩に注意されたんだ。泣くな、なんて言われると余計に目頭が熱くなる。

入社して2年半、仕事がつらくてあーもうダメだ!!ってなったときも、
いつも先輩がいてくれたから、乗り切れたんだ。

私が落ち込んでいるときには、冗談を言って笑かしてくれて、仕事が上手くいかないときは、絵を描いて丁寧に説明してくれて、私が上司や他部署の人に何か言われたときは、いつだって守ってくれたんだ。

元々、人付き合いが苦手で、身体も小柄で、ぐずぐずしているところもあって、よくいじめられたんだ。幼稚園、小学校、中学校と。だから、基本的に人のこと信用しないんだけど、先輩だけはどんなことがあっても、私のことを見捨てずにいてくれたんだよ。

こんなに誰かにやさしくしてもらったのは、生まれて初めてだったんだ。
人を信じてもいいんだって、思えたんだよ。おおげさじゃなくって。

たまたま内定が出たからこの会社に入ったわけだけど、
この会社に入って、先輩に出会えて、一緒に働くことができて、
私は、本当に幸せだった。

異動の話を聞いたのが、昨日で、昨日は一晩中泣きじゃくって、今朝も起きがけに枕を涙で濡らして、冷房効いた部屋で毛布を頭からかぶって、うえぇと声を漏らす。

哀しくて飯が喉を通らないなんてことが、ある。

そのまま家にいると発狂しそうだったから、外に出て、近くにあるオフィスビルの外庭のベンチに座って、缶コーヒー飲みながらたそがれたわけよ。


よくよく考えてみれば、私が毎日将来のことや、自分自身のこと、会社のことに友人のこと、趣味のことや猫のムーちゃんのことを飽きずに何時間も考えてるのとおんなじ時間が先輩にも流れていたんだな。

私の想像力が、乏しかっただけだ。
先輩がいつかいなくなること、分かってたはずなんだけど、考えたくなかったんだ。考えるのを、避けてきたんだ。

先輩だって、きっとたくさん悩んでたくさん考えて、出した結論だったんだ。私より、7年も長く生きていて、人生経験も豊富で、頭のいい先輩だもの。

いつも、私の先にいるんだ、先輩は。

私と、先輩と、ずっと一緒に働いてきた元リーダーは、
笑顔で送り出そう、なんてメールをくれたんだ。

笑顔か。先輩が辞める日まで毎日、辞める日も、辞めた後も、ずっと泣いちまいそうだな。

USO800を飲んで、
先輩のことなんて嫌いだ!大嫌いだ!
ずっと一緒にいたくない!これからも一緒にいたくない!

って、叫びたいよ。

このブログを始めたのも、私が物書きになりたいんです、なんて、実績もないくせに豪語しているときに、じゃあブログでも始めてみたら?と提案してくれたからなんだ。

もうね、センチメンタル極限状態ですよ。
失恋でもこんなに泣いたことないよ。

先輩のいない会社なんて、想像できないな。私は、一人でも、やっていけるだろうか。いや、やっていかないといけないんだ。私と先輩は、もう、別々の道にいる。道は別々だけど、先輩はきっと、ずっと私のことを見守ってくれている。

先輩が、次の職場でも先輩らしく働くことができればいいと願う。

なんて、かっこつけて言っても、

うううう


うえええん

うえええええええええん。やっぱりやだー!!( ;ω;)

--
↓バナーだって、先輩との一幕なんだ。