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よしもとWonder camp KANSAI
が始まります。

吉本も活動拠点の劇場が増えたので、こんなイベントできるのですね。

一番新しい劇場は京都祇園花月。

といっても元はかなり歴史ある劇場ですが。

『祇園おどり』の会場として知られているだけあって、花道がついています。

『花道』

というのは本来、劇場の下手側に置かれます。
舞台は通常、神様に演物を捧げるため南向き。
(神様とは太陽のこと。つまり天皇陛下)
上手は太陽の昇る東側。つまり向かって右手
太陽の沈む西は下手。
役者さんが登場するのは上手。
ちなみに偉い役者は右手に並びます。
吉本の漫才でも、向かって右手の方が偉い人。
というよりツッコミが入ります。
もっとも最近は逆にするパターンもありますが、退場は下手(向かって左)

役者さんが退場するのも下手。

退場際にファンの人が花束を渡します。
花束を受け取りながら退場するので

『花道』

と呼ばれます。

祇園花月ではおなじみの吉本新喜劇も演物にありますが、今回めでたく
『烏川耕一』さんが座長に就任されました。

烏川さんは内場座長や辻本座長にイジられるボケ役でしたが、ツッコミがうまい人。

個性が強く暴走気味のボケ役集団である吉本新喜劇では貴重な人。

祇園花月には向いている人と思います。

さて、その花道付きの祇園花月のWonder campにNMB48も出演するのですが。

この劇場。

オーナーは京阪電鉄と関係があります。
京橋花月もやはり京阪電鉄がオーナー。

福岡のホークスタウンも委託会社は京阪電鉄グループ。

現在ホークスタウンではHKT48劇場を建設中ですが、この劇場には本格的な花道が付くそうです。

おそらくはこけら落としの済んだ祇園花月を参考にしたのでは?

祇園花月の例でいうと花道のさらに下手の島席にサジキ席が設けられています。

HKT48劇場がこの祇園花月をモデルに作られてるとすると、上手下手のサジキ席をヲタの立ち見席にし、フリコピのしやすい設計にするのでは?

NMB48メンバーが先に祇園花月でイベントを行うので、HKT48劇場のイメージができやすいかも知れません。

いずれにせよHKT劇場のオーナーである京阪流通システムズが工事を急いでくれませんと…

蛇足ですが、劇場経営の長い吉本のこと。
NMB48劇場にも花道はあります。

ただし演者が通る道ではなく観客が通る道になってますが。