影アナの最中に慌てて入場したので、誰がアナウンスだったのか覚えてません。
え？
入場したのかって？
今回は一番運がよかった。
直前で関係者席がひとつ空いたために僕だけ入場になりました。
僕の真後ろの人、直前で切られてさぞかしショックだったでしょうね。
関係者席は七列目。
オジサンってほどじゃないけどなるほど落ち着いておとなしい男性陣ばかり。
応援グッズをなにひとつ持っていないので、この一団、かえって目立つ。
僕は下手。
ご周知のとおり、この劇場には下手側に通路があり、下手席の一部が島になってるんだけど、この席は良いわ。
通路のせいで前がスカッと空いて見やすいこと見やすいこと。
２３３番目の入場で、この良席とはラッキーとしか言いようがない。
さて『青春ガールズ』を楽しんだわけだが、まったくの未見のため知らない曲ばかりなので詳しく感想は言えません。
メンバーは楽しそうだったし、衣装がロック風、着ぐるみ、浴衣、ムームー風、カルメン風とバリエーション多く、普通に楽しかった。
（ゆっぴだけ、ひょっとしてあーにゃんの衣装なのか、シャツの胸のあたりが今にもはちきれそうで、なんかハラハラするぅ…）
ＭＣは安定していて楽しいし。
あのＭＣで不満だという人、吉本芸人なみのライブを期待してるのか？
出来るんならやってみ。
それよりも、ほとんど不動で真剣にステージに見入る関係者軍団が気になって仕方ない。
特に、前に座ってる場違いなおばさん二人と、僕の真横のおとなしい女子高生。
誰よ？
まさかメンバーの肉親？
しかも
『転がる石になれ』
の時だけ、それまで微動だにしなかったおばさんが拳を上に突き上げる例の応援を始める…！
まるで家で練習してきたかのように、とっても不自然…
メンバーに
『この曲の時だけはしっかりやれ』
と言い含められてるような…
アンコール。
『絶滅黒髪少女』
初めて一曲通して生のステージで観ることが出来ました。
もうこれだけで今日は満足。
重低音のビートが異様に響く。
僕のズボンの裾がピロピロピロピロ振動で揺れまくるほど。
全曲サビのような、かなりの良曲。
たしかにしっかりプロモーションして、この曲で一位とれなかったらまずいだろう…と思わせるような傑作曲。
吉本も相当自信があるんだろう。
振りも全部見させてもらった。
随所に
『歌舞伎の見栄』
『相撲の突っ張り』
『着物の振り袖を旗みたいに左右上下交互に振る』
『ええじゃないか』
『阿波踊り』
『三つ指正座』
特に歌舞伎の見栄はよく出てくるので、
この曲の正式な衣装は
『着物』 ？！
着物だったらぴったりくるような振りばかりですぞ。
もし着物風だったら楽しいな。
公演後にサプライズ。
金子支配人登場。
堂々と出てくりゃ良いのになんか背中丸めて（いつも丸めてるけど）おずおずと登場。
『本来、劇場で発表するのが先なんですけど、一部情報が流れ出てしまいまして…』
と言い訳がましく始める。
なにやら封書を山本彩に託して去る。
菜々『あれ？ 金子さん。もう帰っちゃうんですか？』
みるきー『おつかれさまでしたー』
山本彩から山口夕輝のＮメン正式昇格を発表。
客席からは『おめでとう ゆっぴ』の大コール。
さすがのゆっぴもわっと泣き出す。
ゆっぴ『私、こういう場面では泣かないって決めてたんですけど』
★
良い公演でした。
でもね。
本来ならメンバー昇格の発表はキャプテンからではなく
金子支配人の口から直接聞きたかったな。
演出へただよ金子さん。
吉本は裏方を目立たせるな。という社風だからかな。
情報漏れなんか気にせずに支配人がゆっぴに直接
『昇格おめでとう。これからチームＮのメンバーとして頑張ってくれ』
ってやったらカッコよかったのに…
さて退場。
なんと遠方席ではなく関係者席からです。
オジサン軍団うつむき気味。
照れくさそうに立ち上がる。
レコード会社関係かなあ。
メンバーのお父さんにしては若い。
ハイ。僕も関係者に混じって出ます。
肩たたきはみるきー（二回目）
それにしても新しい劇場スタッフは段取り悪い。
事前に『絶滅黒髪少女』販売店の特典に何が欲しいか？のアンケート用紙が渡されたのだが、回収場所が聞かなけりゃ分からないし、ツルツルしたカレンダーみたいな紙に渡された鉛筆じゃ書けっこないし…
最近は誕生日の観客には何かイベントがあるらしいが、ひとりの女の子が出口で泣き崩れた。
誕生日だったらしいのだがスタッフに見落とされたらしい。
泣く女の子に対して慌てふためき、うろたえるスタッフ。
まあ出口で言われてもどうしようもないだろう。
ああいう時、金子さんが出口付近にいればなんとかしてやれただろうに。
今日の当番スタッフはおとなしすぎ。
最近は劇場休館日が多いのでうまく機能していないのかもしれないー