久々のセルフヒプノ。

今日は何となく母との関係性を見てみる事に。

母には感謝しているし、人間的に尊敬もしている。
けれど昔から何故か本音で話す事ができない。
どうも「この人とははわかりあえない」という感じがして、苦手意識があるのだ。
 
そんな訳で母との関係性というテーマには過去何度かチャレンジした事があったが、どういう訳だかいつも寝落ちしてしまうので、
「なんだろう、よほど見たくないのかなあ・・」と
もう最近はあきらめていた。
 
今日も、どうせ見えないかなあ〜と思いつつトライしたところ、なんと成功!
初めセルフで母との関係性にスポットを当てて見ることができた。
 

 
見えてきたのは、暗く、寒い場所。
視界は開けている。 
とても寒い、雪と氷だけの世界。
イヌイットのようだ。
以前イヌイットの少女のようだという所まで見て、
その後ノイズが入ったようになって見えなくなってしまった事があった。
 
今回も少女。
同じ過去生かも知れない。
 
母は、やはりその時も母だった。
とても優しいお母さん。
 
兄弟もいるようだ。
ハッキリとは見えないが、家族の中は良いのだと思う。
 
家の中で食事をしている。
狭い家の中に兄弟が何人かおり、
テーブルらしきものはないものの
皆で楽しく語り合いながらで食卓を囲んでいるという雰囲気。
 
主食は魚のような感じ。
多分たまにアザラシなどの肉も食べていたよう。
 
母の料理はとても美味しい。
みんな母の料理が大好き。
 
母もまた料理することが大好き。
そしてとにかく子供が大好きだったようで、
私も含めて子供達に深い愛情を注いでいる。

兄弟仲も良く、何かの動物の骨をおもちゃのようにして遊んだりしている。
 
印象深い出来事としては、漁のような事を手伝っていたり、とにかく暇なく何か仕事をしていた。
生きるためにはそれが当たり前のようだった。

オーロラが日常的に見える環境だったよう。
美しいとは思うが、それほどの特別感はなく、ちょうど今の自分が雲を見て美しいと感じるくらいの感覚なのが面白かった。
 
 
ある程度の年齢になり、家を離れて世帯を持った。
ただ、人生の最後は、母より先に若くして亡くなったようだった。
どうやら食べ物を探して外出した際、迷って途中で凍死してしまったような感じだ。


母は娘がいなくなった事を知り、深く悲しみ「まだ家を離れさせるべきではなかった」と、とても後悔した。
 
 「どんなに寒くて寂しかったろう、どんなにかひもじかったろう・・」
「もう一度自分の元で、暖かな部屋で寝かせてやり、お腹いっぱい食べさせてあげたい」

そんな思いを強く抱いているのが感じられた。

一方亡くなる時の私は
「ああ、自分は死ぬんだ。失敗しちゃったなあ。
私はお母さんみたいに色んな事が上手く出来なかったなあ。
もう一度家族に会いたかった・・
でも、今まで沢山命をもらって生きてきたから、今度は私が命をあげる番なんだ」
と、わりとアッサリ割り切っていた。

実際、死んだ後は動物たちに食べられたようだ。

動物たちは獲物であると同時に自分と同列の命と捉えている感覚は、以前見たアフリカの前世で感じたものと同じだった。



私の死に関しては、どちらかというと母のほうが引きずっていたようなので、亡くなった後に魂同士で会話をしてみる。

おっとりして優しく、愛情深くて心配症な母の魂と対話。

「ありがとう、もうそんなに心配しないで。
私はお母さんとは違うから、お母さんのようにできないのは仕方ないんだよ。
私には私のやり方があるんだよ。
そりゃまた失敗するかも知れないけど、そうやって勉強してゆくんだから、大丈夫なんだよ。
もう沢山助けてもらったから、十分だよ。」

自分なりに気持ちを伝えると、一応納得してくれたようだった。



終えてみて、母のキャラクターわりとそのまんまな人物だったのが、とても興味深かった。

これまで中々見られなかったので、何か良くない関係性を思い出したくないのでは・・?などと思っていたが、全然そんな事はなく、むしろ今世とリンクしているのはポジティブな面だった。

そういえば、以前他の家族との関係性を見た時に出てきていた母も、献身的に私の面倒をみてくれた妹だったり、地域の子らのおっかさん的存在のシスターだったりと、キャラクターには一貫性がある。

そして今回は、自分より相手の気持ちの解消の必要性を感じたという点で、今までにないケースだった事がても興味深かった。


見終えてから、母に対してダメな自分を見せる事の罪悪感や劣等感が少し減ったかな・・?

という気がしている(^ ^)