お墓参りには行ったし、

あとは娘の帰省を待つばかりで、
特に遠出はしないシルバーウィーク。

気持ちの良い秋晴れのもと、シーツなど大物の洗濯をはじめると、はずみがついて久々に片付けモードに突入。

お盆休みの頃にも随分不要なものを処したが、またいつのまにかじわじわモノが散乱し始めていた。

毎日マメに片付けできれば一番良いんだろうけど・・ま、そんな事で自分に負荷をかけても仕方がないので、昨日は何も考えず、ただ自分のやる気モードに身を委ねた。


ずっと封印していた部屋に何故か自然と足が向き、ついに着手。

この部屋には子どもたちが小さい頃使っていたものが多く、それが私の決断を鈍らせていた。
これまでもずっと片付けたいと思いながら、どこから手をつけて良いかわからなかった箇所だ。

今回、「今の私が見て“これは残しておきたい”と思えるもの以外は処分しよう!」と、自分なりの覚悟を決めてむかった。

するとあら不思議、手に取った瞬間の感覚で、「あ、これは処分してもいいや」という気持ちになるものがある。

こうして見極めできる精神状態になってしまえばしめたもので、作業を着々と進めていくことができた。


特にスッキリ感が大きかったのは、絵本。
私にとっては捨て判断のハードルが高いものだった。
子どもたちとの思い出がからんでるというのと、この後に及んでまだ「読んであげたい」という思いも捨てきれない。

今回は勢いづいたまま「私自身が今後も読みたいかどうか」と、シンプルに考えてみると、要らないものを選別することができた。
まあ、子どもたちのお気に入りは、やはり処分できないのだけど(^^;;


残す事に決めた絵本たち。 

ボロボロだったり落書きだらけのものもあるけど、1冊1冊がどれも愛おしい。

中には私が子どもの頃のものと、ダブって2冊あるものも。
現実的に考えたら無駄だけど、そういうのはなんかいいから取っておくことに。

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あくまで自分基準。

もともとそれ以外の基準なんてあるはずもないけど、今回は「自分の正直な気持ち基準」が適用できた気がする。

躍起になってモノを捨てるのとは違う、今までにないスッキリ感があった。


不要物は、絵本の他に大ごみ袋13袋分。

さらに書棚が3つ空になったので、それも処分する事に。

モノがなくなったというより、本来あるべきスッキリ空間が現れたという感じ。

少し前の自分だったら、まだ片付けきれなかった所に目がいってしまい、そんな風に思えなかったろう。

人間の価値観て、かわるんだ。

必要なものも、きっとその時々でかわってくるんだろうなあ。


なるほど断捨離って、今の自分にとってベストな選択をしていくという練習になるのかも。