母がだいぶ以前からことあるごとに、「もう取り替えたいわ~」と言っていた換気扇。

私は、まあ使えればいいんじゃない、と思っていたが、数日前から爆音がするようになり、さすがに放っておけず、外して確認するとファンが割れていた。

アロンアルファで修理できそうだったので、ついでに全部外して油汚れも落とす事に。

最近掃除づいてるせいか、以前は面倒だと感じていたしつこい油汚れ系の掃除も、さほど苦にならない。

完璧にきれいにしなくちゃ、とは思わなくなったし、見える所だけやったっていいんだし、自分がやりたいと思うとこまでやればいい。やればやっただけは絶対きれいになるんだから。

汚れが落ちてゆく爽快感がたまらない( ´ ▽ ` )♪

この日は結局ほぼ一日中掃除していたが、自分の住まいが快適になってゆくのは間違いなく気持ちが良かった。



そして一段落した午後のひととき、セルフヒプノにチャレンジ。

最近カード占いを始め、意外に当たる事に自分でも驚いており、そういえば私が昔からスピリチュアル的な事に心惹かれるのは何故なんだろう?と思い、初めてそこにフォーカスしてみることに。


いい感じに誘導に入っていたが、前世の扉をあける直前に息子に声をかけられ一旦現実に戻ってしまった。
なので、ま、今回は見えなくてもしょうがないか~、と思いつつ・・
扉を開けると、心の奥底のほうから今の自分のものとは異なる感覚がジワジワあがってきた。


重く、固く、冷たく、暗い。
自由のない、重々しい苦しみの感覚。

あ、この感覚、子供の頃からずっと私の思考のベースにあったものだ。
そういえば最近は感じなくなってたかも。

そして、ああ、火だ!
自分の体が燃えている。
苦しい!苦しい!

なんだろう?
中世の魔女狩りとか?

自分自身に意識をむけてみる。

男性だ。
白人。ヨーロッパ系のよう。

島原、と浮かぶ。
え、島原の乱の?
キリシタンの弾圧かな?

確かに場所は日本のように感じるのだけど、自分自身はどうも白人な感じがする。

ふわあ~っと、白く、マリア様のようなお姿が見える。
神父、と浮かぶ。

島原で神父をしてた白人てことかな?
でも弾圧があった頃はもう異人さんなんてとっくに追い出されてたんじゃない?
だいたい日本の処刑で火あぶりなんて聞いたことないよ?

色々混乱しつつ、人生の印象深い出来事へ。

船に乗っているイメージが断片的に浮かぶ。
また、上の部分だけが白くてそこからエネルギーが放出している山のようなシルエットが何度も見えた。


そして、人生の最後の場面へ。

やっぱり、火。
炎に包まれ焼かれて亡くなった。
やはり火刑にかけられたようだ。
みせしめのためか、周囲には沢山の人がいる場所のようだった。


その時の気持ちは?

苦しく、悲しい。
しかし、覚悟はできており、後悔もない。


この人生の意味は?

信仰心を深めるため、あえて試練の人生を選んだようだった。


今の人生への関わりは?

私を火刑に処した者たちは、恐れを感じていた。
目に見えぬもの、己の理解できぬものに恐怖心を抱いていた。
恐れを感じているのは己の心。
私を処刑しても、その者たちの心の恐れの種はなくならない。
身体は死んでも、私の魂は死なない。
肉体の死ではなく、魂の死こそが悲しむべきことなのだ。
魂を輝かす事こそが生きるということなのだ。
目には見えぬ真実がある事を伝えたい。
そしてそれは恐れなくて良いものなのだという事も。
目に見えるものに価値基準を置く人々に、本当に大切な事は何なのかを思い出すためのサポートをしたい。
という感じ。


天使のような存在からのメッセージは?

天使ではなく、壮年の白人男性が見える。
それこそ神父さまのような服装。
灰色のセミロングなあごひげが印象的。
ニコニコと優しそうな笑顔でこちらを見つめている。
メッセージにフォーカスしようとしたその時・・、

再び息子に起こされて、終了。

なんだか色々中途半端な感じだった。


後ほどググッてみると、島原でキリシタン弾圧により火刑に処された外人の神父さまは実際に多数いたそうだ。

自分の顕在意識の情報とはだいぶ違っていたので疑いながら見ていたが、史実とは矛盾がなかったのだ。
ちょっと驚いた。

終盤で見た男性は、もしかしたらその時の自分の姿だったのかな?

最初に感じた重苦しさは、多分牢獄のような所に入れられていたからなんじゃないかな。

子どもの頃から持っていた、いつ劣悪な環境になっても耐えられるよう身構えているようなメンタルは、この時の名残りだったのかも知れない。


今の私は、特にキリスト教に思い入れがあるわけでもないし、特に火が怖いわけでもないし、あまり共通点は感じられなかったが、意外な前世が出てきたのは面白かった。

今回「目に見えない真実」というのが印象的なキーワードだった。

なんと表現したら良いのかわからないけど、「絶対の愛」みたいなものに対し揺るぎない確信を持っている感覚が伝わってきて、「何のためのスピリチュアルなのか」を思い出させてくれた気がする。


きちんと最後まで見られなかったし、入り方も浅かったけど、今度またちゃんとフォーカスしてみたいな~。