2015.1.4

前世療法サロン「PADOMA」さん開催の、
「はじめての前世療法講座」に参加。

マンツーマンではなく、グループセッション形式で、前世療法体験をするというもの。

以前からPADOMAさんのブログを拝見していて、
マンツーマンの通常セッション以外にも、
ご自分でセルフヒプノをしてブログでリポートされていたり、
グループセッションもされてらっしゃる事に、
とても心惹かれてはいた。

今回、ちょうどお正月休みに開催されると知り、
抑えきれぬ想いが爆発してお申し込み。


グループセッションは、何といっても、皆で体験をシェアできるというのが魅力的だった。

そもそも、普段はなかなかできない“そういう話”ができる場というだけでも魅力的。

セルフヒプノも、何度か意図せずそういう状態になった事はあったが、
自分でコントロールできる方法があれば教えていただきたかった。


自分の楽しみの為に家を空けるのは、まだ罪悪感が伴うのだが、
この日は思い切って「自分のやりたい事」を選んだ。


そして、結果、今回その決断は大正解だった!


ヒプノは久しぶりだったが、
何度か自分が受けた時の事を振り返っての反省点、
“とりあえず否定しない”
を心がけて受けさせていただいた。

誘導は、いつも最初入りにくい私にしてはスムーズに入れたと思う。
慣れもあるのだと思うが、
「グループで、まずは軽~く体験してみましょうね。」
という片ひじはらないスタンスが良かったのかも。
ダメモトだからという思いが、あまのじゃくな私にはプラスに働いたようだ。
誘導自体も、言葉に力があってとても乗りやすかった。


まず見えてきたのは、白い雪景色。
北ヨーロッパという感じ。

なんとなく、シブめの仏教関連前世が出るんじゃないかな~と思ってたので、
ちょっと意表をつかれたが、出てきたからには否定しないで受け取る事に。


最初に子どもの頃のようなシーンが断片的に見え、
トナカイ?ヘラジカ?のような動物の面倒をみていた。

次に自分の姿をしっかり見ると、成長している。

30代くらいかな?
女性。
金髪の白人だ。

髪の色、すごい金髪!
肌の色、すごい白い!
鼻、高い!
しかし特別美人という感じではない。
なんというか、華がない。
地味目な印象。

ムートンブーツのようなものをはいている。
下はロングスカート、上はブラウスっぽい。
華美ではないが、こぎれいな服装。
アクセサリーはつけてないと思うが、服に民族衣装のような装飾がしてあると感じる。
何か刺繍が施してあると思う。

ここでチロル風の衣装が浮かぶが、
これは前に見たアルザス地方前世の時の衣装じゃないの?
ここは北欧っぽいから違うでしょ!と、
顕在意識で却下してしまった。

木造の家の中に一人でいる。
すっきりと片付いた室内。
何か、民族の文様・モチーフの入った家具や調度品がある気がする。
センスの良い落ち着くインテリア。

家のまわりでは、作物やハーブを栽培していて、おそらく自給自足のような生活をしている。

まず湧きあがってきたのは、深い感謝の気持ち。
美しい自然と、その恵みで生きていける事への感謝。


ここで、あなたは手に何かを持っています、何を持っていますか?との誘導。

見ると、右手に大きなパンを持っていた。
楕円でこげ茶色をした、手からはみだすような大きなパン。

えっ、パン??
と思ったが、どうも自分で焼いたもののようだった。

この時の私は、かなり料理好きだったようだ。
自分で育てた作物や野菜、ハーブなどを使い、工夫して美味しい料理をつくる事に喜びを感じている。
料理への創意工夫は、どんなにつきつめても無限で終わりがないという感じだ。


そして、誰かが家に入ってきましたという誘導。

ひげもじゃのごつい男の人。
佐々木健介さん風。
ダンナさんなのかな?
特に強い感情は起こらなかった。

子どももみあたらないし、
周囲に人はいないの?と意識を向けたが、やはり感じられない。

ただ、淋しいという感情は全くおこらない。
割とドライなな性格のようだ。
家の中もすっきり片付いているし、
感情も余計なものは持ち合わせてないという感じがする。

でも、決して冷たいわけではなく、
感情の基本は「感謝」だった。

自然に生かしてもらっている事への畏敬の念を持ちながら、今で言う「ていねいなくらし」を地でいってる。

おそらく何かの信仰も持っていたのだろうと思う。
なんとなくキリスト教系っっぽいような感じがして、
青い法衣に金の装飾をつけた人が平面的に描かれている
宗教画のようなものが見えた。


唯一強く起きた感情は、「勉強したい」という気持ち。

何かをとても勉強したくてたまらないようだった。

でも、その時の自分にはかなわない。
どうも女性である事がネックになっているようだ。

一体何をそんなに勉強したいの?と、自分で問うと、
教会のようなイメージが見え、
宗教的な事であるような感じがよぎる。
ええ~、それはないよ・・・と、顕在意識で却下していると、
突然、「ケルト」という言葉が、繰り返して何度もおりてきた。

その意味も知りたいと思ったが、それ以上はわからなかった。


この人生からのメッセージは、

自然のサイクルで生きる暮らしは、こんなにも幸せな事なんだよ、
という事と、
勉強しなさい、今のあなたは勉強できる環境にあるのだから、
という事。

また、終了間際に要塞と甲冑が見え、
自分はまきこまれてはいないが、この時代には戦があったのだなと思った。
それも、
平和である事に対する有難さをもっと感じるべき、
というメッセージのようだった。


最後に、年代を聞かれると、1640 と浮かぶ。

名前は? アマリア と浮かぶ。


終了後、涙が出ていた。
これまでも何度か「自然の中で自然に感謝しながら自然とともに生きる」という前世を見たが、
湧き起こる有難いという気持ちがハンパなく、毎回深い感動を覚える。
今回も同じ感情。

見えたものの詳細はつい疑って検討したりしてしまうが、
この感情だけは疑う余地なく本物だなあと思う。


「ケルト」はこれまでの人生で接点がなかったので、
帰宅してから早速ググってみた。

そんなにピンとくるものはなかったのだけど、
私がチロルのようだからと顕在意識で却下した服装が、
ケルトの民族衣装と良く似ており、それにはちょっと驚いた。


深い気付きは、多分もう少し時間が経ってからくるのかな~?



皆さんの体験もお一人づつうかがえた事、
セミナー終了後の懇親会でも沢山のスピ話ができた事。

何もかも、楽しかった~!!



セラピストの根本先生は、
ブログを拝見してユーモアのある方だなあと思ってはいたが、
予想のはるかななめ上をいく、個性的でユニークな方だった。
ちょっと言葉では表現しにくい不思議な魅力のある方。
人間力?魂力?とでもいうのかな~。
エキス(?)がぎゅっと濃縮されている感じの方。


実は、現時点で一番大きな収穫だったと思ってるのは、
根本先生がおっしゃっていた、
「意図するって実はとっても大切なんですよ」
という言葉。

先生の、“場を自分の意図するように持っていく力”がすごすぎて、
「ああ!こういうことか!」と体で実感できたのだ。

「これがアファメーションか!!」と、初めてポンと腑に落ちた。

私に決定的に足りない部分で、必要な部分。

帰りの新幹線の中で、
「ナルホド、意図する事って、大事だよなあ~」
という想いを何度もかみしめていた。

年の初めに、素敵なお年玉をいただけた気分だった。



根本先生と、ご一緒に参加させていただいた皆様に、感謝。

本当に、ありがとうございました!