2013.8

恵比寿のヒプノセラピーサロン、フェイスさんにて、

準備セッションとあわせて2回のセッションを申し込み。

準備セッションを終え、いよいよ前世退行セッションへ。



準備の時はビジョンは見えなかったので、

どうかな?と思いつつ、

やはり2回目なので前回よりはリラックスでき、

コンディションは良い。


セラピスト藤井さんの誘導に、自分の意識を乗せていく。


大きな河が見えてきた。

河のむこうから朝日が昇ってくる。

まばゆいばかりの太陽の光。

川辺には葦が茂っている。

見事な大輪の白い蓮の花が見える。

とても美しい風景だ。


私は、10代後半くらい。

長い髪をしており、女性のようだ。


場所は?

エジプト。

自分で言ってて、ああ、そんな感じだ~、と思う。


時代は?

1600…

時代を聞かれたのは初めてでちょっと焦る。
心に浮かんだ数字を答えておく。


名前は?

名前を聞かれたのも初めてで、これまた焦る 。

レムリア と浮かぶ。
や、ソレは違うっしょ!
しかし何度意識を向けても、
レムリア、もしくはラムリアという言葉が浮かぶ。
それがどうしても口に出せず、
ラ行とかマ行の入ってる名前で~
もにょもにょ…と、
自主規制してしまった。


もう一度自分の姿をよく見ると、
白いロングドレスのような服を着て、
足元は茶色のサンダルのようなものをはいている。
綺麗な女の子。
茶色がかったロングヘアで、
髪をかきあげる仕草をすると、
しっとりとした髪の重みを感じた。
シャンプーのCMみたいだ。
LUXスーパーリーッチ!みたいな。
ヒプノで初めて手触りを感じた。


まず、子ども時代にいく。
家にはお母さん、お兄ちゃん、小さい妹がいる。
お母さんはとても優しい人。
安心できる女性。
東南アジアの男の子だった時の姉と同一人物かも?
醸し出す雰囲気が同じ。
やはり親しみを感じる。
きっと何度も一緒に生まれかわってる人なんだと思う。

お父さんが帰ってきた。
お父さんは、やけにそっけない。
仲が悪いわけじゃないんだけど、
なんていうか、無口…?
多くを語る人ではないみたい。

私もお父さんに対して特別な感情がない。
まあ、普通に好き。
お母さんの事は大好きなのに。

だって、お父さんはあんまり私を気にしてくれないんだもの。

男は黙って仕事に打ち込む、という感じだ。
仕事は、どうも建築関係のよう。
数字を扱っているような感じがした。

お母さんは家で縫い物などをしている。

割と裕福な家庭だったようだ。


子どもの頃の印象深い場面は、市場。
ちょっと特別なお出かけという感じ。

そこは沢山の人でにぎわっていて、
色んなものが売っていて、ワクワクする。
お母さんと市場に買い物にくるのがとても楽しみ。

アクセサリーや、小物、キレイなものがいっぱいある。
見てるだけでも楽しい!

少女の自分は、満面の笑顔。
自分で言うのもなんだけど、相当可愛い顔立ちだ。

親の愛を受けて、何不自由ない幸せな家庭に育った美少女。
屈託のない素直さと、いきいきとした好奇心を持っている。

今の自分とのあまりの違いに戸惑いつつ、
大きな出来事へと時間が進められる。


15才くらいになっている。

この頃、何かを強く心に決めたみたいです…

何があったのですか?

妹が、死んでしまった…
悲しい、とても悲しい…
流行り病にかかってしまい、助けてあげられなかった。
もう誰にもこんな悲しい思いはしてほしくない…


何を決めたのですか?

勉強すること。
家を離れて、都市の学校に通う事を決めました。


何の勉強ですか?

何か、医療に関する事。
でも、医者ではない。
なんだろう…?

意識を集中すると、乾燥した植物をすり潰すような作業が見えた。

薬草とか、薬に関する勉強みたいです。


時間を進めていく。
自分の決意通りに学校で学び、
そのまま都市で薬剤師のような仕事についた。

仕事は充実していた。
休みの日は友達とお芝居を見に行ったり、
プライベートも楽しんでいた。

気になる異性はいたらしい。
とても頭が良い、年上の男性。
仕事上の的確なアドバイスをくれる。
私はその人を尊敬している。
どうも既婚者だったようで、
憧れの人どまりで、私もそれ以上どうこうとは考えなかった。


さらに時間をすすめて重要な場面にいく。

20代後半くらい。

実家に帰省している。

両親が亡くなってしまっていた。

私は進学のために家を出てから、
ほとんど実家に帰っていなかったようだ。
親の死に目にも会えなかった。

何もしてあげられなかったという後悔の気持ち、
そして悲しみ。

あんなに可愛がってくれた両親。
いてくれるのが当たり前のように思っていた。
でも、もう会う事はできない…

深い喪失感を感じている。



つづきます。