以前 ななちゃんが ブログ記事で 紹介していた本で

白い花と鳥たちの祈り  河原千恵子著



という本が あります。

その記事から 間もなく 購入したのだけど

14日の日曜日まで 読まずにいました。



昨日の記事じゃないけど

やはり 小さな声が (^^) 

今日はこれを読むのがいい というので

読んでみました。



昔から 読書好きですが 

日本文学は 何か 妙に 生々しくて 読めなくて 

(はるか昔 ^^;) 高校生の頃 読んでいたのは ヘッセとか

翻訳ものでした。

(自分では覚えてないんですが ^^; 

 ロロ・メイ の 失われし自己を求めて とかまで 読んでたらしい・・・)



日本人の人が 日本語で 書いてくれたものが 

とても 嬉しいこの頃



この本の最初の部分を読んでいて

こういう描写をできるのは 本当に 丁寧に ものを見ている人なんだなぁ

だから 本が書けるんだなぁ

って 


無意識に通り過ぎてしまう事を ちゃんと観てて 

(あるいは 五感を使って フルに感じ取って) 

文字にできる人たちが 作家なんだなぁ

って 改めて 妙に 感心してしまいました。 




私の隣に 座った娘に 

丁度 いい感じに当てはまる所があったので

英語に訳しながら

(私の英語では ニュアンスは 伝わらないだろうけど・・・)

これ 英訳してあったら 読んでもらいたいなぁ って・・・・・・。



そんな感じで 今の 自分や周りの状況に 響くものがあって

昔なら 多分 理解できなかったけど 

今だから 観えることもあり

やっぱり 読んでよかったなぁって 思ったのですが


登場人物といい

とっても 暖かくて 優しい本でした。






この世界の どんなものとも 同じように

その時の その人によって 響くもの 観えるものは 違っているんでしょうけど。





そういえば この本の中に 出てくる 

あるクリスタル(パワーストーン) と その意味。

自分としては 

随分前に 出会ったものだったし

その意味を 知っているつもりだったんですが

まだ 理解していなかったんだなぁ

この言葉(意味)を 今の私は 読まなきゃいけなかったんだなぁ

本当に 理解しなきゃいけないんだなぁ

って 思いました。




片一方では 言葉(思考)に 囚われている自分がいて

もう片一方では その言葉に 助けられている自分がいる。




今日も やはり かむながら