メルボルンに Lentil As Anything っていう レストランがあります。

訳したら  とってもレンズ豆   みたいなお名前かな? ( ´艸`)


ベジタリアン の レストラン で

お料理好きな うちの娘も おいしい って いってました。


面白いのが その 支払い方法。


魔法の箱 って いうのが 置いてあって

自分の思うだけ お金を入れれば 良いんです。




つい最近 メルボルンにいってた 次男も そこで 食事したというので

「いくら払ったの?」って 聞いたら

「70セント」 (70円以下)  

ヽ((◎д◎ ))ゝ 
なんで????  おいしかったんでしょ?



「財布に 70セントしか なかった」 (← 一応20歳)


全然 悪びれずいってるし (+_+)




どうやら お金のない若い子たちは

ゴールドコイン(1ドルと2ドル硬貨)とか それ以下で

お食事しちゃう みたいなんです。

オーストラリアにも ホームレスの方も 結構いますしね。


しかも娘曰く 

この とってもレンズ豆さん

朝・昼・夜 食事ができて

コーヒーも ただで飲める っていうんで

ちょっと 調べてみました。




ここの目的っていうのが

お金に関わらず 栄養価が高く 身体によい食べ物を 人々に提供することで
人々を大事にすること 面倒を見ること

除外するのではなくて 含む という環境を育むこと 
多文化・多元主義

公平さを取りもどす 社会的構造に 基づいて行動すること




他にも 長く失業している人たちを 雇ったり

ボランティアを 雇ったり

自らが コミュニティに 関わって 市民として 活動する 

など




お店では

所持金に関わらず

愛と感謝の気持ちをこめて お料理した おいしいものを 

誰でもが 楽しんで 食べられるように


って いうことなんですね。




基本は 

人に対する尊厳

人が持つ寛容さ 寛大さ

信頼

そういうものに基づいて 営業されている 非営利団体なんですが

こういうやり方で

メルボルンでは 3件のレストランを もう13年以上 経営していて

さらに シドニーとかにも 新しいレストランを 開くのだとか




創始者の方や いわゆる 幹部の方々も

国籍・職種も 様々で

それぞれが 得意な事で 貢献しているみたいな感じ。



痛くて 暗くて 悲しいニュースが 続く 人間の世界で

こんなステキなことも あるんだなぁ。