ボブのお家にあった アモールとプシュケの小さな像
ギリシャやローマ神話の中でも 私が一番好きなものです。
アモール(愛の神)の寵愛を受けていた プシュケ(ある王の娘)は
自らの愚かさ(好奇心)ゆえに
アモールと離れ離れになってしまいます。
けれど苦難の旅の末
再び
アモール(愛の神)とプシュケ(人間の魂の象徴)は 一つになる
そういうお話です。(^^)
因みに アモールは
キューピッド あるいは エロス とも呼ばれる 愛の神さまです。
(あの羽根の生えた ポチャッとしたカワイイ幼児の姿もあれば
美しい青年の姿として 現れる事もあります)
プシュケは サイキとも呼ばれます。
美の女神 アフロディーテが 嫉妬するほど 美しく
人々が アフロディーテの代わりに 崇めていたともいわれています。
蝶の羽をつけている姿もあり
人間の精神・魂・心を 象徴する人です。
この二人?の物語は
神から離れた人間が 自らの意思で 再び 神と一つになる
人間の旅そのものだ といわれています。