チベット仏教シリーズ? 最後はやはり この方ですよね。
(素晴らしいヤコブの教えは また おいおい 書いてみますけど)

数年前に 初めて 
遠くからだけど 生ダライラマ (^^) に お会いするチャンスがありました。

参加は 無理だと諦めていた 5日間の講話
どういうわけか 日程が変更されて
とんとん拍子に 最終日だけですが 参加できるようになりました。
おまけに 乗らなきゃいけない 飛行機代が安くなってる。
とにかく シンクロが続いて 
行ける♪ というより 行かなきゃ駄目よ♪ と言う感じで
至上命令が下っているよう。


私にとっては どちらかと言うと アイドル的な ダライラマ。
とても印象に残る夢にも ご出演していただいてるし
広い会場だけれど 一生に一度は 生で会いたいな~
どんな感じの人なのだろう?
当日 ワクワク ドキドキしながら 会場に向かいました。
(真摯な仏教徒の方達には 大変申し訳ないです。こんなのりだけど許してね | 壁 |д・)

会場に入った所で その日の儀式 プージャに使うものを 尼僧の方達が 手渡してくださる。
とにかく そこから 訳もなく ウルウルしてしまい
席についても 涙が 訳もなく 流れてくる。 。゚(T^T)゚。
もう何ともしようがない。コントロール不可能状態。

壇上では 既に プージャが行われていて
しばらくして 旦那が あれはダライラマだよ と気づいて 教えてくれました。
法王は まだ講話の始まる前の早朝から
既に 他の僧侶の方々と 儀式を 始められていた。

それで 結局 その日一日中 私の涙はとまることはなく…… 
 
私を見た 隣の見知らぬカップルは ちょっと “何この人?”って 視線を向けてたし
私のことを きっと ダライラマに会って感激しているチベット人に違いない と思ったことでしょう。
それくらい 涙が流れてました。
隣に座ってた旦那も 「まだ泣いてんの?」 と ちょっと飽きれるくらい。


最近になって チベット仏教の先生であるヤコブが
ダライラマが この国で 料理番組に 出られた時のことを 話してくれました。
その番組の出演者が (やはり 私と同じように) 番組中に 涙を流していたそうで。

「仏性と言うのは 全ての人に内在している。
 ダライラマのような人がいると  例え そのような事に興味がない人でも
 知らないうちに 自分の中にもあるその仏性を 感じ取り それと理解することがある」
 から 涙を流していたのだ と 説明してくれたんです。

そして その仏性は 広い広いその会場に 余す所なく広がっていました。


私が感じた 生ダライラマは とても意外だったことに
何とも軽やかで とても人間らしい(人間臭い)
そのまま 天然で自然

ジョークも言うし ニコニコしてて 全然 偉そうな所がない。
講話中に 英語訳の間違いがあるのではと 
一瞬 厳しい顔で 指摘したのだけど
実は 通訳の僧侶のほうが 正しかった時には
「あ~ 自分の間違い 間違い ごめんごめん」と
会場の皆と一緒に 楽しそうに あはは と 自分の間違いを笑ってました。
チベット仏教界で 一番偉い人ですよね?
全然 気負いがない。


あ そう言えば その夜 また 夢に登場してくれました。
旦那と私を側に呼んで 自ら 灌頂してくださったんですが
質問はないか? と聞かれて 私 思いっきりビビってました。 (><;)
その当時 本当に 仏教自体を何も知らなくて 質問するも何も……

 
リンポチェといわれる方々や ダライラマに触れる機会があって 思うのは
全ての人に共通する仏性は 
私達の個性を通して 色んな風に 顕れているんだな~っていうこと。
素晴らしい方達ですが みんな なんだか とっても 普通。
ありのままで そのまま 
それが苦になっていない そんな感じです。