だらだらと強風、

大雨が続いている石垣島。

石垣島の今日の天気 - 7月25日()

時刻 0時 3時 6時 9時 12時 15時 18時 21時
天気 暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
曇り
曇り
暴風雨
暴風雨
雨
雨
気温(℃) 29 27 26 28 30 30 30 30
湿度(%) 85 98 100 95 84 83 82 84
降水量(mm) 26 9 18 9 0 4 1 1
風向
風速(m/s)
南東
20

19

18

16
南南東
17
南南東
14

14

14

波浪警報。大雨、雷、強風、洪水注意報。

 

明日の天気 - 7月26日()

時刻 0時 3時 6時 9時 12時 15時 18時 21時
天気 暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
暴風雨
雨
雨
雨
雨
雨
気温(℃) 30 29 29 30 31 32 30 30
湿度(%) 81 87 86 85 78 77 82 85
降水量(mm) 4 5 4 3 1 2 2 2
風向
風速(m/s)

13

13

14

13

13

12

10
南南東
10
 

台風の接近に伴い、午後の全便が欠航し、港に停泊する船舶=23日午後、石垣港

 

与那国で最大風速50・2㍍ 台風3号

八重山毎日新聞から

満潮時刻と台風による高潮が重なり、波が岸壁を乗り越えてしぶきを上げた=
24日午前、浜崎マリーナ

石垣空港 全69便欠航 離島航路はきょうもストップ

 大型で非常に強い台風3号は24日、竹富町や与那国町を暴風域に巻き込みながら八重山地方の南海上を北西に進み、昼前から昼すぎにかけて八重山地方に最接近した。与那国島では午後1時51分に最大瞬間風速50・2㍍を記録した。人身被害の報告はない。台風の影響で南ぬ島石垣空港を発着する便や石垣島と周辺離島を結ぶ海の便は全便欠航。路線バスや空港と港を結ぶシャトルバスも終日、運行を見合わせた。25日の空の便は、一部に欠航や遅延があるものの平常通りの運航を予定。離島航路は全航路で全便欠航を決めている。(8面に関連)

 台風が八重山地方に最接近した24日は、石垣空港を発着する航空各社のうちJALで羽田路線4便、JTAで那覇、名古屋、関西路線18便、RACで那覇、与那国、宮古路線12便、ANAで羽田、名古屋、関西、那覇路線21便、ピーチ・アビエーションで成田、関西、福岡路線10便、ソラシドエアで那覇路線4便が欠航。空港ターミナルビルや駐車場も閉鎖された。

 離島航路は旅客船、貨物船とも全便が欠航。船舶は港に係留され、ユーグレナ石垣港離島ターミナルも終日、閉館した。

 25日の石垣空港を発着する空の便は、RACの与那国路線が全便欠航するほかは一部の路線で欠航や遅延、条件付き運航が発生するものの平常運航が予定されており、南ぬ島石垣空港は朝から通常通り開館する。

 石垣島と周辺離島を結ぶ海路は全航路で全便が欠航。26日は海の状況を見ながら運航を決める。

 路線バスは、暴風警報が解除された後、道路の安全が確認され次第、再開する。

 

与那国で最大瞬間50・2㍍ 八重山を暴風域に巻き込む 2千戸停電、交通マヒ 台風3号

2024年7月25日八重山日報から
台風3号による倒木で塞がれた道路=24日午後、石垣市桴海
 

大型で非常に強い台風3号は24日、八重山地方に最接近した。石垣島地方気象台によると、与那国町租納では午後1時51分、最大瞬間風速50・2㍍を観測した。空、海の便は全面マヒ。3市町で最大2430戸が停電するなど、住民生活や産業に大きな影響が出た。人的被害は確認されていない。

 

 石垣島地方気象台によると、24日午前11時半ごろ、竹富町大原で34・9㍍、午後4時19分、石垣市登野城で34・5㍍を観測した。
 石垣市内では断続的に強風が吹き荒れる天候が続いた。午後4時からは横殴りの雨が降り続け、川平では1時間の降水量が32㍉を記録。気象台は、八重山地方では24日夜まで、線状降水帯の発生が発生し、大雨災害発生の危険性が急激に高まったとして警戒を呼び掛けた。
 石垣島地方には23日午後6時15分、暴風警報が発表された。石垣市役所、竹富・与那国の両役場は終日閉庁した。陸上自衛隊第15旅団は連絡要員を石垣市、竹富町に派遣した。
 午後3時過ぎまでに、石垣市役所や竹富町役場には大きな被害の報告は入っていない。与那国町では電線の垂れ下がりや窓ガラスが割れたなどの被害が報告された。
 石垣市内では、強風で道路沿いに倒れた樹木や枝などが確認できた。県道79号線(石垣港伊原間線)の桴海から伊原間区間では、倒木が道路を塞いだ。
 石垣市内のスーパーは一部店舗で午後4時から開店したが、ほとんどの店舗が終日閉店した。その他、各企業は終日臨時休業となったところが多かった。
 医療機関は救急外来は対応したが、その他の一般診療は休止した。公共交通機関も運休した。
 停電は石垣市で最大570戸(午後7時)、竹富町で最大1890戸(午後4時)、与那国町で最大270戸(午前11時)発生した。
 南ぬ島石垣空港は24日、終日閉鎖され、JALグループ、ANA、ソラシド、ピーチアビエーションの航空各社は全便欠航した。
 25日は、南ぬ島石垣空港は通常通り開館する。JALグループはJTAが平常運航の見込み。JALは東京(羽田)便が2時間前後の遅延を見込む。RACは石垣―与那国便のみ全便欠航だが、那覇便と宮古便は平常運航の見込み。ANAグループは一部の便で欠航が決定している。ソラシド、ピーチアビエーションは通常どおり運航する。
 台風3号は24日午後5時、与那国島の西南西約80㌔を時速約15㌔で北西に進んでいる。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45㍍、最大瞬間風速は65㍍。25日午後3時には台湾海峡に達し、中国大陸に向かうと見られる。28日までに華中で熱帯低気圧に変わる見込み。

 

今年最初の接近となる台風3号が24日

2024年7月25日 不連続線 八重山毎日新聞

 今年最初の接近となる台風3号が24日、八重山地方に最接近した。中心付近の最大風速が45㍍、最大瞬間風速65㍍と、大型で非常に強い勢力で接近し、与那国島では最大瞬間風速が50㍍を越えた▼幸い台風が西よりの進路をとったことで、八重山地方は与那国島や波照間島、西表島の一部などが暴風域に入ったものの、石垣島などは暴風域には入らず、農作物を含め被害は最小限に収まったようだ▼ただ、竹富町内を中心に、一時延べ約2200世帯で停電が発生、住民が不便を強いられている。石垣市内では、避難施設の市健康福祉センターでも一時、停電した。避難施設だけに今後、停電対策が今後の課題となった▼南ぬ島石垣空港と離島航路、路線バスが全便欠航。夏休みに入り、夏場の観光シーズンの出はながくじかれた格好だ。観光業界にとっては痛い時期での接近となった▼だが、台風も接近し、海水がかき混ぜられることで、高温になっている海水温の低下や、堆積した土砂の浄化作用が期待でき、サンゴにとっては好影響があるようだ▼八重山地方は台風の常襲地帯。しかも近年、台風が大型化、強力化する傾向にあり、直撃すると甚大な被害が想定される。これから本格的な台風シーズンを迎える。来るなら夏場に慈雨をもたらす小さな雨台風で。(下野宏一)

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