年寄りは昔を懐かしむ。
かくいう私も昭和の人間だけれども、最近はそんなことを言ってたら取り残されるなと思っている。
昔はこうだった、こうやってきたが通じない時代。
頭が固くてはただのお荷物になりかねない。
時代の流れに乗れと言ってるのではない。
今の時代を否定しない、ということ。
今の時代を賛美せよとも言わない。
自分が少しでも生きやすいように工夫せよ、ということ。
年を取ると頭が固くなる傾向にあって、自分が生きてきたことを正当化したくなる。
若い人たちに迎合するのでも、意見を言うのでもなく、ただ見守る。
年を取った者としてできることはそれくらいであろう。
でしゃばらず、邪魔にならず、自分のことは自分でできるように。
私はとても今の若者に期待している。
今の子たちは情報の中で育つため早くに大人びる。
考えもしっかりしてる。
まれに子供らしくないなと思うが、それも時代なのだろう。
いずれにしても、みな幸せであればいい。
私達、年寄りの役目は再度言うが
でしゃばらず
邪魔にならず
自分のことは自分でできる
である。