お姉ちゃん。


私は毎日渋谷を通る。
毎日毎日ここは人が凄い。


昔、お姉ちゃんが一人暮らしをし始めた時、
当時私は10歳とかで、
でも、夏休みということもあり、
お姉ちゃんのお家に行くために
渋谷で待ち合わせをしたことがある。




すごく緊張して電車に乗ったのを覚えている。



結局迷子に私はなっちゃって、
大変だった。


当時はポケベルの時代で、
ハチ公前のおまわりさんがお姉ちゃんのポケベルに

「イモウト エキマエコウバンデ マツ」

って感じのメッセージを送ってくれて、
お姉ちゃんはプンプンしながらお迎えに来てくれた。



それからかな?
それともそれ前からなのかな?



お姉ちゃんは私と一緒にいる時
必ず手を繋ぐ。



お姉ちゃんの彼氏と会う時も
お姉ちゃんの友達と会う時も
どんな時だって手を繋いできて、




それは今も変わらなかった。




でも、いくつになっても私は
恥ずかしいと思わなかったし、
それは私たちにとって凄く自然なことだったんだと思う。



お姉ちゃんにとって私は
いくつになっても目が離せない妹で、


私はいくつになっても、
お姉ちゃんに甘えてばかりの妹だった。




また手を繋ぎたいよ。
誰でも良いわけじゃないんだよ。


お姉ちゃんと繋ぎたいんだよ。