あまり、北海道に思い入れはないが、


陸路をつかって、稚内、宗谷岬(もうひとつ小さい岬)、根室、納沙布岬を回った。列車の乗り継ぎの関係で稚内に行く前に旭川、根室に行く前に札幌(宿代高騰がひどい)に宿泊、根室から、北海道を出る前に釧路に泊まった。


その結果、稚内はかなりの都会(街角ピアノの音楽もハイレベルのアメリカ風、大正12年から、昭和20年、ロシアにとられるまでサハリンの南半分が日本の領土でサハリンと繋がっていたというのが大きいように思う)、根室は、北方領土とつながっていた思いが痛々しく伝わってくる。釧路(天気は雨だった)は、世界3大夕日のひとつ(全く知らなかった)に選ばれているように、叙情性や歴史のある風情のある街。やはり国際的な感じで先取り精神を感じさせる。道路が広い。旭川も本州では考えられないゆとりの都市の空間の使い方。旭川でカフェを運営している方は、本州はなんであんなに窮屈なんでしょうといっていた。


端っこは、前は端っこではなく、端っこにさせられた所もある。