耕作放棄地で茅だらけの家の周りも
少しずつだけれど畑らしい部分ができてきた。
(主人のおかげ♪)
さぁ、種を買わなくては~。
せっかくするなら自家採取が前提。
昔の人は当たり前にやってきたこと。
その方がその環境にあった強い作物になる。
ただ残念なことに市販の種はF1がほとんど。
あえて自家採取前提で固定種・在来種の種を選ぶ。
(固定種・在来種・F1など種の種類については
野口さんの本やHPに詳しく出てますし、
http://noguchiseed.com/index.html
その他ネットでいろいろ説明もあるので省略。)
種の森 http://www.tanenomori.org/
野口種苗 http://noguchiseed.com/index.html
が、草分け的存在ですね。
生徒さんもたいていどちらかでお世話になっているかな。
あと一部固定種も扱っている種苗やさんはちらほら。
つる新種苗 http://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/
高木農園 http://takaginouen.com/?cat=54
どこで種を買おうかといろいろ見比べていて
昨日は頭から煙が出てしまい・・・
「う~む」といろいろ考えてしまったりもしました。
我が家が種選びの際に大切にしたいことの
全てを満たすものは意外と限られることに
ちょっとしたショックを受けたりもして。
①固定種・在来種
②消毒なし
③採種地
さすがに①は②も満たすものがほとんどですが
市販の種は消毒であかかったりしますよね・・・汗。
本当はオーガニックの種があればいいのですが
今のところそれは購入は無理なので
無農薬栽培して自家採取するしかないのです。
で、③が難しい・・・
原発事故のことを考えるとどうしても選ぶことに・・・。
あくまでも個人的な考えや感覚の話だけれど
自分たちの中で不安が消しきれない地域のものは
可能な限り選ばないとなると本当に限られるのです。
それはそうですよね、
日本の大切な農業地域なんだもの。
それらすべてが汚染されたわけではないけれど
隠ぺいと嘘だらけのこの国の状態がかわらないかぎり
個人努力では不安要素が消せないわけで
その結果本来大丈夫なものさえ不安があれば買わない
という選択をせざる得ない。
それは野菜も種も一緒。
特に放射能により傷つくのは遺伝子だから・・・。
西日本だって原発はあるのだから
知らないだけで原発の隣でできたものもあるかもしれないわけで
西だから安全なんてことは全くないのだけれど。
できれば暮らす土地で受け継がれてきた種があれば一番いい。
せめて我が家はそれを細々できたらなぁなんて。
夢のまた夢かもしれないけれど一歩ずつ。
そして、採取地をみるようになってすごく驚いたのは
種の種類にかかわらず採取地がほとんど外国!!
これには本当に驚いた。
固定種もです・・・。
もはや日本生まれ、日本育ち、
生っ粋の日本の野菜なんてないのかもしれない。
あぁ、ショック。
種ビジネスのいろんな黒い部分も見えてきて
少しずつ自家採取して種を守る人が増えてきたけど、
本当にぼんやりしていたら大変なことになる一歩手前。
畑がなくても、ベランダでも、育てられる野菜はたくさんある。
みんなで自家採取しましょう!
いつか種交換会もできたらいいですね。
あ!自家採取の前に・・・
まず野菜を育てられるようにならないとでした~(汗)