一日ずっと晴れている

というのは一体何日ぶりなんでしょう。

暑さは季節外れだけれど

からりと晴れ上がると

やっぱり気持ちのいいものです。

洗濯機を3回まわしました ^^



さてさて
今日の記事は
今年の初めごろに書いたもので
ずっと下書きに眠っていたのですが、
不意に思い出したので
ちょっと手を加えて
アップしてみようと思います。
時期はずれなこと夥しいのですが
まあ、いつものことです ^^;



  
 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ 



ずいぶん以前に
三谷幸喜さんが朝日新聞のコラムで
映画『ギャラクシー街道』の宣伝のために
香取慎吾君と、数多くの取材に
応じた時のことを書いていました。

(以下、うろ覚えなんですが)
こんなポーズを取ってください、などと
注文がでるのだけど、三谷さんは
いい歳してそんなことできるか ヾ(。`Д´。)ノ と思う。
ところが、慎吾君は、どんな要求でも
嫌な顔をせず、さっと応じる。
嫌じゃないの?と聞くと
前は、なんでこんなこと、と思うこともあった。
でも、どうせやらなきゃならないのだから
しのごの言わずにやっちゃったほうがいい
と思うようになった、と言ったそう。
三谷さんは ずっと年上の自分より
慎吾くんのほうが遥かに大人だと思った、と。

アイドル香取慎吾の覚悟を目の当たりにして
舌を巻いた、というふうでした。



これを読んで、SMAPつながりで思い出したのは
さらに遥か以前にキムタクがどこかで話してたこと。
(これもうろ覚えのエピソード。
 間違いがあったら、ごめんなさい)

自分自身がはたちの成人式の日。
六本木で、着ぐるみだったか何かの
恥ずかし~い衣装でロケをしていた。
その横を同い年の若者が
晴れ着を着て楽し気に通り過ぎていく。
自分は、なんでこんなことしてんだ、と思った、と。
話のオチは忘れましたが ^^;
そういうことを繰り返し、積み重ねてきたんだ
というようなことだったかと思います。



もうひとつ。
これもかなり昔のこと。
SMAPが上海公演をした時、
NHKがそれに密着したドキュメントを
放映したことがありました。
嵐のハワイの時みたいな感じで。
その中で
アイドルとは何か、と問われた時の
中居君の答えが実に印象的でした。
彼は「一流の二流」と答えたのです。
客観的だけど、
強い矜持がにじむ一言だと思いました。


ニノが
「たかがアイドル。でも、そのアイドルに
 何ができるか見せてやる」
というようなことを
どこかで言っていたと思うけど
この二つの発言の底にあるのは
同じ思いだと思う。

「二流」=「たかがアイドル」
(いや、私は、二流とも、たかがとも
全然、まったく思ってはいませんけどね)
でも、そういう存在である自分たちが
とことんやったら
どこまで、何ができるか
その様を見せようじゃないか、という。



Japonism は
ジャニーズの(パフォーマンスの)原点として
少年隊を意識していたと思うけど、
こういう精神、あり方については
より近くにいた
SMAP兄さんたちの姿を見て
肌で学んだ部分もあるのでは、
と思ったりしていました。

そういう嵐が
ジャニーズの歴史に自らを位置づけ
これからもその道をしっかり歩んでいく、と
アリーナツアーで宣言したことは
ファンとして
誇らしくも頼もしくも感じて
じ~んとしたものでした。

それなのに、目を転じれば
外部に振り回されるような経緯から
偉大な先輩が
解散していこうとしている。
とりたててファンでない私からしても
残念という以外に
言いようがありません。

彼らの一通りではない
プロフェッショナリズムのことを考えると
なおさらその感が強まります。


な~んで、そんなことになっちゃうのかな~




……ということで、今日は
彼らへのオマージュのつもりで
この記事を。