2011.3.11‥あの日から、連日のテレビのニュースでその地の名前を聞かない日はなかった。「南三陸町」。
そしてもう14年が過ぎてた‥。いつからか、あんまりその名前を聞かなくなってた‥。
FBをしていた頃、何回か、その復興鮎釣り大会!とかのイベントも目にしたことがあった。‥けど、結局、行けなかった。‥なんか申し訳ない気持ちだけが残ったこと、覚えてる。🥲
あれから、幾年月‥。
やっと行ってきた。南三陸町へ。
新幹線を降りて、此度の相棒と対面

今度の車は、サイドブレーキもボタンになってた。へぇ〜っ
最初に目指したのは、お宿いりやど。
南三陸町の入谷にある宿。
サブタイトルに〜まなびの宿〜とあった。
木造で、とても落ち着いた建物だ。

普通のホテルと青年の家みたいな研修センターが合体したみたいな宿。
廊下に素晴らしい本棚があり、

‥ハンカチを握りしめて読む本が沢山‥非常に貴重なスクラップブックや、1枚でどんな言葉よりも訴える力のある写真集、絵本、‥(´;ω;`)ブワッ

‥人間のことだけやなかったよね。

‥あゝ、‥そうだった‥。
当時のニュースが蘇る‥。

‥それでも、生きてきた人達の強さに‥言葉がみつからない。
まさに、学びの宿だった。
そんなに大きな宿ではないけど、ちゃんと大浴場があった‥。

お風呂に入れる幸せを忘れずにいようと思った。
お部屋も綺麗で凄く落ち着く。

なんとたぶんシモンズベッド。
本当によく眠れた。ありがたや‥。
2日目も晴天で、海岸近くまで足をのばした。といっても、車で30分ほど。

山側の入谷からこの海側までの道のりで、いちばん印象に思ったことは、
‥無い!っていうことだった。
道路は綺麗だし、道沿いにコンビニやガソリンスタンド、ドラッグストアは、ポツ、ポツとあるんだけど、
生活感がない感じが否めない。
代わりに広い広いススキの原がある。
なんていうか、残骸さえもない、本当に津波に何もかも持っていかれたんだな‥と思い知らされる景色だった。
でも、さんさん商店街は賑わっていて、駐車場もいっぱい。
いつもなら、ちぇってなるところだが、ここでは、何だかとても嬉しくて、やっと1つ空いてたスペースに嬉々として停めた。
すると、和太鼓の音が聞こえてきて、
思わず駆け寄った。
すっごく素敵な和太鼓の演舞の真っ最中だった。素晴らしくカッコいい
たぶん物凄い体力消耗するやつだけど、いっぱい拍手したら、アンコールにも応えてくださり感激だった。
さぁ次は、お昼ご飯



限定30食のさんさん定食〜っ
美味しくてお腹いっぱい(≧▽≦)
‥だけどちょっと失敗
だって、他の美味しそうなものがもう入らないぢゃないか〜っ
ここには、飲食店だけではなく、
写真展示館もあって入ってみた。

入場料金がたったの200円で、謙虚さに頭がさがる。‥写真って凄い。
三三商店街の北側には、立派なメモリアルセンターなる建物もあった。

展望デッキからの眺め‥。
川も、川の向こうも

綺麗に整備されていたけれど‥
メモリアル写真にあった、橋の上から釣り竿をだしている様な景色はもう見られない。
‥ほんの、一泊二日の旅だったけれど、‥行って良かったとしみじみ思う。
‥なんて、言うてたら、もしかして、
明日はもう12月〜っ?
‥なんか、忘れてることないか心配過ぎる、私‥。歯医者の予約か?


