今年の漢字、「戦」だったが、まさか自分も奴と戦うことになろうとは予想だにしなかった。
3日ほど前から何かしら喉が痛い…と思ってたら、みるみる悪化。唾を飲み込むのも毬栗を丸飲みするが如く痛い。![]()
この喉の痛みには覚えがあった。
溶連菌の奴にちげえねえ!!
むかーし、娘らが小学校の頃合唱団に所属していた。かなりレベルの高い団体で毎週欠かさず稽古に通い11月頃に集大成として演奏会が催される。
ある年、合唱団の創立10周年イベントとして、保護者達も一緒に歌うこととなった。子供らに負けじと私も他の保護者達もかなり気合いを入れて練習した。演目はトゥナイト。大好きな曲だった。
ハモリがとても綺麗で、衣装もそろえた。
…あとは本番を待つばかりの直前に、まさかの、
溶連菌にやられた。…勝てなかった。
歌うどころか声も出さない有様となり、涙を飲んだ。…あれからン十年。
またかよ、今度は年末年始かよ…。
今時の受診は大変だ。
熱は37.2とかで大したことないが発熱外来を経由せねばならぬ。予約をとるのに丸一日かかった。
それでもちゃんと診察してもらえてよかった。
防護服の医師が、口開けてーと…次の台詞が
「膿んでますねー」
…
。痛いはずだ。
細菌には、葛根湯もPLも効かない。
抗生剤が当たりであることを祈る。
頼むぞ、サワシリンヽ(;▽;)ノ
おかげ様で胃腸は丈夫なのだが、不思議なことに喉が痛いと欲しいものが思いつかない。
一番美味しいのが具の無い茶碗蒸し。![]()
…抗がん剤の副作用で口内炎が酷いときに、お姉ちゃんが喜んで食べてくれたのを思い出す。
いつの間にか天国のお姉ちゃんの歳に追いついてしまった。明日は命日なのに墓参りに行けそうにない…。ごめんよぉ…。
夜に兄貴が支援物資を届けてくれた。
「クーちゃん、◯◯恵がなー、喉が痛え時は、バナナをよお食べよーたんよー!!」…と話す、その口ぶりはまるで今も、お姉ちゃんと一緒にいるかのようで、胸がつまった…。
早く治るといいのだが…。
鮎カタログは取りに行けないしもういい。![]()
別に欲しいもんも、あ、いや違う、買えるもんもなかろーっヽ(;▽;)ノ


