初めて上京した時は、TVのボンビーガールさながら、時間がなくて、本当にバタバタ大変でした。物件も選びシロがなく、これしかなかろー的な感じでした。各種契約とかも一緒にしました。…でも、今回は、娘が自分でやる、と言うので、色々、任せました。バイトや芸事もしながら、不動産を何軒も回って思案して 一生懸命頑張ってます。
学校では決して教えてくれませんよね。
本当に、生きていく時に必要な色んな事。
敷金礼金、定期借地権、水道光熱費の相場、今時不可欠なネット契約の絡繰、どこも 半分騙してでも契約取ろうと必死です。
確定申告や領収書の使い方、医療費や保険料の所得税控除…、役所手続き、印鑑証明、住所変更に伴う各種手続き…。どれもこれも面倒くさいことこの上ないです。でもやらないといけないこと。知らなければ損することばかりです。
どうしてこんな大切なことを学校で教えられないのか、不思議でならない。出来れば、離婚調停とか婚姻費用分担金、遺産相続、相続税なんかも教えてくれていたら、簡単に結婚したり離婚したりせず、もっと慎重に人生を送る人が増えるのではないかと思います。
あっ、話それましたが、娘が苦労してるのを見守るのはしんどい。こちらは、もっとああすればいいのに!とか、思うけど 失敗しないと分からない事があると思う。案の定 ネット契約が思っていた事と違っていて解約、やり直しになりました。修行です。
でも私が、1つ、娘を見習わないといけない事がありました。それは、色んな手続きで業者とかと電話のやりとりをする時、例えば、こちらが客で向こうの不手際とかを問い合わせる場合、大抵は、腹が立って、ついキツい口調になると思うのですが、娘は、そんな時もめちゃくちゃ丁寧に話をするんです。「お忙しいところ…」から始まり終始和やかに。私だったら絶対 高飛車に言ってしまいそうな事でも。どうして?と聴くと、その手違いが、この電話口の人のせいでは無いだろうから 八つ当たりしてはいけないでしょう!と言うのです。…正しいです。
何でも、文句を言うたもん勝ち!みたいな世の中で 貴重な存在かもしれないと思う。どうか、そんな奴が 損しない世の中になって欲しいです。
…兎に角、なんとか新しいお部屋で、
煮炊きしないとね、引越しうどん!

