土日とも仕事だったので ニュースで見ただけですが、なんと生木だそうです
ずいぶん前から、この、土を入れる巨大鉢が作られておりました…街には土ないからな
ゴンドラで飾り付け
の様子…高そう
幹です…凄いなぁ〜いったい何歳の樹なんやろ。
ゴンドラで飾り付け
の様子…高そう幹です…凄いなぁ〜いったい何歳の樹なんやろ。
…クリスマスまでに見に行きたいものですが…たぶん、クリぼっちですが何か?
…私がまだ三輪車を乗りまわしていた頃
クリスマスが近くなると、本当に山にツリーにする木を とりに行っていた。ふたりの兄貴らの後ろをいつも必死で付いて行っていた。
クーちゃんは、行かんでよろしーっ!!と叫ぶ母の声など届きゃしない。
山と言っても、途中までは狭いけど舗装されており、その先は山道だが 畑もあり、険しいのは距離にしてほんの100メートル程、緩い滑り台くらいな傾斜で子供でも登れるような所だった。
上の兄が ノコギリを持ってズンズン進み、その後を下の兄が クーの面倒を見ながら付いていく。兄ちゃんのいるところに追いついた時には、もう適当な大きさのツリーが切られており、いつも直ぐまた 引き返すだけで、しんどいだけなのに、道々飴をなめたり、歌を歌ったり、拾った木の枝を振り回して歩くだけで 何とも言えない冒険者気分で胸がドキドキワクワクしていた。
帰ってくると、母が ちゃんと大きな鉢に土を入れて用意してくれていた。飾り付けをするのは、全部私。今のような豪華な飾りでなく、田舎の商店街のなんとかセールに使われてるようなモールに、色とりどりの玉、可愛くないサンタの人形、ステッキやプレゼント…そうそう、綿の雪をのせて、木のてっぺんに星の帽子⭐︎ 最後にまばらなキラキラ電気のスイッチを入れる。スマホもDSもなかった頃 それはそれは嬉しいことだった。
…クリスマスまで 毎晩綺麗だなぁ
と ツリーを眺めていた。…片付けをした記憶はない。
と ツリーを眺めていた。…片付けをした記憶はない。でも、いくつの年だったか忘れたけど、ある年、私が 山でかぶれの木、たぶん漆の木だったようだが、知らないうちにあたったらしく身体中に蕁麻疹がでて大変なことになったせいか、兄貴らが面倒くさくなったせいか、ツリーの木をとりにいくことは無くなった…。それでも ツリーを飾るといってきかない私に負けて、偽物のツリーが登場した…。いちおう喜んで飾り付けしたけど、ほんとは 本物の木がよかったと思ってた。山の樹の香りが好きだったから。
…私にとってはやっぱり、兄ちゃんらがとってきてくれた木の、ショボい飾りのクリスマスツリーが 世界一のクリスマスツリー。まだ あの山にツリーにするような木はあるのかな…。
クリスチャンでもないくせに、…なんて そんな事はいいんですよ。誰かを喜ばせる、大好きな家族を幸せな気持ちにする為の、単なる言い訳のイベントで…。だって クリスマスでもなけりゃ照れ臭くてできない日本人なんだからさ(*´ω`*) …ね。



