ミドリは、ほんまに、ピカイチ
やった…
娘だからとかで無しにして、本当に観ていて、胸が熱くなってドキドキして涙があふれました…。
写真見たら分かるように、決して全く美人なんかではありません、だけど、表情が本当に素晴らしい、面白かったり哀しかったり喜んだり憎んだり…見ていると引き込まれて、自分も 今にも舞台に駆け上がって、一緒に闘いたくなる、苛められているのを助けたくなる、踊りたくなる、ワーワー声をあげて、泣きたくなるような衝動にかられました。・°°・(>_<)・°°・。
私は、昨日ほど 母親やってて良かったと思うたことはありません。
ほんの ひと時でしたが、たくさんの人に、何かを感じてもらうことをしてくれたことを…。
今でも、最後の場面。
ミドリが、薄汚いバラックの路地から、碧 と 掛け合うシーンを 思い出すと涙がこぼれます。
にじぃーいっせいき の オレは、船乗りになって、7つの海を駆け回っていますか?
両手離して阿波踊りしながら、車 運転できるようになっていますか?
指 使わんと鼻クソほじれるよーになっとりますか?
世の中は、みんな幸せで面白いことがいっぱいで笑うていますか?
病気は、みんな、治っていますか?
貧しいもんなんかおらんようになっていますか?
………………………。
…それは、現在の私たちに叫ばれていました。
今の苦しみが、何年か何十年か先には、輝きに変わると信じて一生懸命叫ばれていた…。
碧が、応えます。
あんたの夢は、何一つ叶ってない、
嘘 ついて、嫌なことに眼を背けて、自分を誤魔化して、しんどい仕事にしがみついて、しょーもない毎日を必死に生きている…と。
…ミドリが、叫ぶ。
そんなん、嘘や!なんで 夢を諦めたんや!
オレの夢を…と。
碧は、結局 たった一人の母親を見棄てれず夢を諦めた、いつも 嫌や嫌や、疲れた疲れた…が口癖の…。
ミドリーっ!ほんまのお母ちゃんは、いっこも疲れてなんかないでーっ、鮎釣り仲間やブログ友達、呑み友達もおるし、美味いもん食うたったり、楽しゅうやっとるで、あんたは、絶対 夢を、あきらめんと やりたいことやれよーーっ!…。
…舞台を降りて、出てきた瑞季と妹と母。
…ほんの3年前、私は、まだ鮎を食べたこともなく、もちろん鮎の友釣りなんて知る由もなかった…。それが 今では1番の楽しみだ。ブログのおかげで、知らなかった美味しい食べ物やお酒にもありついている…。この年になって、まだまだドキドキすることがあるなんて、人生は分からんもんやな…。
お芝居で言うと、娘らは、まだ幕が上がったばかり…これから、どんな展開になるのか…笑いあり涙ありで ドタバタなのかもしれないが、舞台袖で見守っていたい。
私はもう、幕間の10分休憩時間も終わり、後半の舞台…最後の見せ場かもしれない…碧 と同じように 必死で生きているだけかもしれない、もっと他に 素敵な役があったかもしれない、ヒロインになれたかもしれない…なんて 思うのはよそう、、もう泣いたりいがみあったりするシーンを演じる時間なんてない。…幕が降りるまで、精一杯 笑っていよう。たった一人でも 拍手喝采もらえるように…ヽ(;▽;)ノ
そして、二十二世紀には、きっときっと、みんなが夢を見られる世界になっていますように…











