…と、娘2号が ポツリと呟いたのは、いつのことだっただろう。
その昔、まだ家族4人で お庭のある一戸建てに住んでいた頃は、犬も飼っていたし、元夫は忙しくて旅行などには一緒に行けなかったので、時々 庭のウッドデッキでBBQをしていた。ワンコと遊びながら、お肉やトウモロコシなんか を焼いて ビールを呑んで…愉しいひと時だった。…最後にBBQしたのが いつだったか もう思い出せない。
…それから、いろんなことがあり、家族は3人になり、私は、毎日毎日 仕事で、食事は、作り置きがほとんどの忙しい日々が続いていた。
やっと 少し生活に余裕がでてきた頃 娘らはもう高校生と大学生になっていた。バイトやら何やらで 娘らもそれぞれ忙しく過ごしていたが、滅多に〜したい!などと言わない娘2号が 冒頭の言葉を呟いたので、私は、一念発起して(そんな大したことではないと思われると思うけど…)久しぶりの家族旅行…と言ってもほんの一泊二日だが、計画したのが、高知県の仁淀川だった。
クラウド というその宿は、仁淀川のすぐ目の前にあり、機織りとか川遊びとかが出来て、近くの川原で材料から道具から全て貸出してくれる道の駅みたいなところがあり 何にも持ってない母子家庭には、至れり尽くせりのサービスだった。
当時は何にも知らなかった、まだ鮎釣りの解禁したない春休みのこと。冷凍鮎だったのだろうが、母娘とも、生まれて初めて鮎というお魚を食べた、確か 1匹五百円くらいしたと思うが、外で食べたこともあり、美味しい美味しいと お代わりを買いに行ったことを覚えてる。
悪戦苦闘して 一生懸命火を起こしたけど 結局お店からガスバーナーを借りたっけな
川原で水切りをしたり…
転んで のたうちまわったり…
…すこしだけど 懐かしい写真が残ってた。
悪戦苦闘して 一生懸命火を起こしたけど 結局お店からガスバーナーを借りたっけな
川原で水切りをしたり…
転んで のたうちまわったり…
…すこしだけど 懐かしい写真が残ってた。
2014年の春のこと。…なんだか凄く昔のことの様に感じるのは、私だけかなぁ…。
この時、帰りに 歴女の娘が、おごう城?に行きたいと言ったのに、カーナビもなく私が方向音痴でとうとう時間切れで 辿り付けずに帰路についた。
また、今度 行こうな!
…と、仁淀川、とっても気に入ったし またすぐ みんなで行こう、…と、思うてたけど、その後 娘1号は、あれよあれよという間に 東京の人になってしまった。
あの時、もうちょっと頑張って お城 連れて行ってやればよかったなぁ…。
いつか また!…の いつかは、本当に すぐまた来るか、もしかすると 2度と来ないかもしれない。
だから、やっぱり、私は、若干 無理したりなんかしてでも、出来ることは出来るうちに精一杯やろうと思う…。
仁淀川の鮎、その時以来 食べてない。
まさか 自分で釣って食べれるようになるなんて思いもよらなかった、人生なんてわからんもんや。
…果たして、釣って食べれるかどうかはわからないけどヽ(;▽;)ノ…味は、わかるかな(笑)
どうか 釣れますように…ヽ(;▽;)ノ



