街歩き新米大家のク~です。

 

2期目の確定申告と納税が無事完了しました!

 

午前中に税務署に行き、一度戻って書き直して確定申告の提出に。

その後、県税事務所と市民税課に行き、納税もしてきました。

遅めのランチは「海老とアボカドのバジルソース」♪

大好きなアボカド…美味しかった。

 

 

今回、確定申告…面白かったです。

税務署のマニアックな担当の方が、こよなく会計学を愛しているようで…

無茶苦茶詳しく教えて下さいました。

小さな会社から、大きな会社までを網羅するために、

たくさんの書類に記載する必要があると…なるほど。

すごくシステマチックに記載する仕組みになっているのですね~

ちょっと感動♪

 

昨年は提出しなかった用紙も提出し…

提出したのは…

・別表1(1)

・別表2…これ昨年未提出。(出さなくても良いみたいですが…)

・別表4

・別表5(1)

・別表5(2)

・別表7(1)

・別表17

これ、必要な書類は法人によって違います。

「キチンとシステム理解したいですか?」と、前回聞かれたので…

「はい!」と、答えました。

ある程度アバウトでもOKな部分もあるようです。

正確にやりたいのか、必要最低限だけで良いのか…。

はっきり言って、大差ないことも…

でも、私、つまんないこと気になるので…きっちり教えて下さい。

 

 

先日、読んだこの本で、税務署に27年?務めると税理士の資格が与えられると書いてあったように記憶していますが…なるほど詳しくなるのね~と思いました。

 

 

今回、学んだことは…

 

■租税公課について…

・別表5(2)

これの書き方で、納税方法が変わってくる。

今回は、1期の決算に対しての法人税は、2期目に納税。2期の決算に対しての法人税は、3期目に納税。

でも、2期の決算に対して、2期目に仮払による納税も可能。

これによって、何がおこる?

黒字が大きい時は、前に払ってしまった方が良い。

赤字が大きい時は、後に払った方が有利かな。

ちょっと、ケースバイケースのようですが…。

仮払の金額も、きっちり納税額を計算して納税する場合と、ざっくりアバウトな金額で納税する場合とある。会社の方針や、税理士先生のやり方によっても違いますと。どちらが正解ではなく、どちらも正しいのですと。へ~面白い。

 

 

■減価償却

 

なんとな~く漠然とした謎がとけてきました。

確か、加藤ひろゆきさんの本で書いてあったこと…

築古の戸建てを買う時に、

契約書に建物の割合を土地の割合よりうんと高くして、減価償却する。

例えば、500万円で土地と建物を買って、土地100万円、建物400万円にする。

これって、本当にお得なのかな?

 

以前、先輩大家さんに聞くと…

固定資産税の割合程度が妥当だよと。

それは、たぶん正しい。

加藤ひろゆきさんは、節税テクニックとして、契約書に記載するのかな。

 

私の場合、どうするのが節税に有利なのか?

というほど収入ないですが…

収入が少ないうちに、いろいろ検討しておくと良いかと。

 

個人事業主と法人の大きな違い。

・赤字の繰り越せる期間が、個人3年、法人9年。

・減価償却は、個人は強制償却、法人は任意償却。

これによって、節税テクニックが変わってきます。

赤字が続くと融資受けにくくなるマイナス面もありますし…。

 

ニコニコ「減価償却して、売却した時に、売却益が出ると…税金がかかります。

   取得期間5年未満ですと、譲渡所得税高いですよね?」

おじいちゃん「譲渡所得は、個人のみに発生する概念です。法人は売却益です。

   また、法人の取得期間5年の増税は、現在停止しています。」

ニコニコ「え~そうなんですか?」じゃあ、法人は短期も売り時?

 

耐用年数を超えた建物の場合、減価償却期間は妥当な根拠がないければ4年にしておいた方が無難。であれば、売ることを考えているならば、無理に減価償却しなくても良いかも。利益がたくさん出て、経費を増やしたい時に減価償却すると良いのかな。

法人の方が、節税の調整をしやすいってことかしら?

 

でも、物件を買って、リフォームするとその年の会計上は赤字になりますよね?

アパートなどであれば、収入の方が多くなるのかな。

築古戸建の場合、オーナーチェンジでなければ、買った年はほぼ赤字なような…。

 

なんとな~く、会計の仕組みがわかってきたような気がします。