すべてがFになる★ドラマの感想★


※ネタバレあり 6話


このドラマ、1・2話目は好みではありませんでしたすが、
3話目から、かなり面白く拝見していました。




5・6話目でもう四季の話になっているなんて・・
最後に もってくるかと思っていましたが、すごく原作の
雰囲気がそのままで、ワクワクしました。




すごくしっかりと作られた世界観で、ミステリとしても上級だと
思いますし、難しければ難しいほど面白さを感じ、
1.2話よりも3.4話がより難しく、3.4話よりも5.6話が良かったと感じました。




ただ、知っていても「あれ」と5秒ほど停止して考えたシーンが
2つほどありました。
知らずに見た人は、多分混乱する人も多いのでは・・と思いました。




出てこない本物の四季が生きていて、四季が作ったシステムで
動いている場所である以上、いくらでもカメラとかいじれる訳
なんですよね。



なので、システムエラーでもないし、謎も何もないんですよね(笑)



あと、解決に至るまでの課程で、「子供を産んだ」というのに
たどり着いた時に感じたのが、

「ヒントなしでそこに気が付くというのは、IQが高かろうと
ちょっと無理があるかな」と感じました。




また、「出産」はあくまでも「仮説」という段階で、学者なら
仮説を検証しないまま「断定」したりしないなとも感じたり。




あとは、叔父が四季にさせた両親の殺害で、四季がサイコキラーに
なるとは考えにくいという設定上の不自然さ。




娘が14歳になったら、自分(四季)と叔父を、娘が殺す、
という計画をたててるあたりは、
「四季が「学者」の美しさを求めている」というよりは、
「完全を求めるタイプの「AC」」っぽい感じや、
「自他の死に無関心な「サイコパス」」っぽい感じがしますね。