入院3日目(術後1日)の記録です。

 

 朝~午前中 

◆リカバリー室にて起床

前日から引き続き、リカバリー室にいます。

朝の早い時間に採血がありました。

その後の看護師さんからの「今日の10時くらいには病室に戻れますからね~」という言葉に、どれほど救われたことか・・・!

これを言われたのが、たぶん7時か8時頃だったと思うのですが、そこからがまた長かったです。

隣のベッドにいた人の方が先に出て行き、私の番はまだか~まだか~とソワソワ。

 

◆水を飲む

ベッドで看護師さんに飲ませてもらいました。

24時間ぶりの水です笑い泣き

 

◆尿道カテーテル抜去

いつの間にか入っていた尿道カテーテル・・・。

事前にブログ等で調べた感じでは『歩けるようになったら抜けるよ』だと思っていたのですが、私の場合は『抜くから歩いてね』のスパルタ方式でした(笑)

なので有無を言わさず、術後翌日の午前中に抜かれました。

抜くのは一瞬で、違和感はありましたが痛みはありませんでした。

管が1本減ってスッキリです。

 

◆パジャマへ着替え

看護師さんがタオルで体を拭いてくれた後、手術着からパジャマへ着替えます。

このときT字帯ともおさらばして普通のパンツへ履き替えますが、それも看護師さんがやってくれます。

下からの出血があるので、しばらくナプキンを当てることになるのですが、ナプキンの装着もぜーんぶ看護師さんがやってくれます。

天使なの真顔

看護師って、大変なお仕事だな・・・としみじみ。

 

◆A子が立った!

着替えが終わったらついに歩行です。

歩き始める前に身体を起こし、座った状態でしばらく身体を慣らします。

2日目はずっと横になっていたので、ほぼ24時間ぶりに起き上がることになります。

このとき眩暈を感じたりして歩けない人もいるようです。

「歩けなそうだったら車椅子も用意しますよ」と天使天使が囁きましたが、なんかイケそうな気がしたのでお断りしました。

いざ立ち上がると、確かに頭が重く若干の眩暈も感じつつ・・・、亀カメのようなスピードでしたが自力で病室の自分のベッドまで戻ることができましたニヤリキラキラ

 

◆自力でトイレ

尿道カテーテルは外されているので自力でトイレに行かなければなりません。

1回目だけはナースコールで看護師さんを呼び、トイレまでついて来てもらい歩行を確認してもらいます。

私は超低速ではあるものの歩けていたので「大丈夫そうですね~」と、ひとりでトイレもOKが出ました。

 

◆痛みについて

痛み止めが効いているためか、このときは傷の痛みはほとんど感じませんでした。

痛かったのは、腰・肩~腕、そしてみぞおち。

腰はずっと同じ姿勢で寝ていたのが原因だと思います。

肩~腕の痛みは、腹腔鏡手術を行うときにおなかに入れる炭酸ガスの影響だそうで、術後2~3日で徐々に消えるそうですが、つらかったです。

おなかからポコポコとガスが上がってきて肩の辺りに溜まり、しばらくすると腕の方に移動する感じです。

中でも一番つらかったのが、みぞおち(横隔膜)の痛み。

これも手術で炭酸ガスを入れた影響だそうですが、この痛みでしばらく悩まされることになります。

入院中辛かったことベスト5入りです。

傷はマジで痛くない真顔

と思っていたけど、みぞおちが痛すぎて感じてなかったのかもと今になって思いました・・・。

ちなみにこのみぞおちの痛みは、痛み止めもあまり効きませんでした(地獄)

 

◆傷の状態

大きめの絆創膏みたいなもので覆ってあるので見えませんでした。

ガーゼの部分には血が滲んでいましたが、大出血という感じではありませんでした。

私は血小板が少ないのでちゃんと血が止まるか不安でしたが、大丈夫そうでした。

 

◆出血について

上の方でチラッと書きましたが、術後は下から出血することがあるみたいです。

私の場合、この時点ではナプキンに少しにじむ程度でした。

なぜそこから出血びっくりって感じですが、おなかの中(卵巣?)での出血が卵管から吸収され子宮を通って外に出てくるらしいです。不思議だね。

 

◆朝の服薬について

この日も朝食は食べられないので服薬(スプリセル)もなしです。

昼食からは食べられるので、この入院中に休薬したのは2日間ということになります。

服薬が朝じゃない人だったら手術日当日のみになるのかな~

 

 

 昼食 

病室に戻ってすぐに昼食になりました。

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相当辛かったのか、メニュー表の写真しか残っていませんでした(笑)

全粥以外は普通の食事です。

 

食欲はあまりなく、食べなくちゃ!と思って手を付けましたが・・・、

みぞおちが痛い、とにかく痛いゲッソリゲッソリゲッソリ

あまりの痛さに一口食べては箸をおき、一口食べては箸をおき・・・を繰り返していましたが、おかゆを1/3程度を食べたところでギブアップしました。

味噌汁とおかずもほとんど食べられず・・・笑い泣き

りんごも結構がんばりましたが、やはりみぞおちが痛くてあまり食べられませんでした。

 

ごはんを残すのは、私的に結構つらくて申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、1時間くらいかけても全然食べられなくて結局残してしまいましたショボーン

それくらいみぞおちの痛さはヤバい。

同じ腹腔鏡手術を受けた人で、みぞおちが痛いって言ってる人は見なかったから、これは人によるのかな。

肩が痛いって言ってる人はいましたが。

 

このときはまだ点滴をしているので、食べなくてもある程度は大丈夫そうです。

点滴の支柱を杖替わりにして、自力で歩いて廊下のワゴンへ食器を戻しました。

 

 

 午後 

◆服薬再開

食事が摂れるようになったので服薬も再開しました。

昼食の後は、いつも飲んでる胃薬と痛み止めのロキソプロフェンでした。

朝飲めなかったスプリセルを昼に~みたいなことは、もちろんなしです。

 

◆ひたすら鬼滅

特にやることもないのでベッドの背もたれを上げて座った状態でずーっと鬼滅を読んでいました。

横になるより座った状態の方が肩やみぞおちの痛みが楽な気がしたので、あまり横になることはありませんでした。

あと昼間に寝てしまうと夜眠れなくなるのが怖くて・・・。

 

◆回診

大体1日2回、朝と午後(時間はまちまち)に先生が病室までやってきて「どうですか~?」と聞いて回っていました。

みぞおちが痛くてご飯が食べられないことを訴えたら胃薬を追加で処方してもらえることに。

 

 

 夕食 

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おかゆと肉ポーン!?

ご飯ダメなのに肉は良いのか・・・?

 

やはりみぞおちが痛くてほとんど食べられませんでした・・・。

食欲はあるのですが、食べるとみぞおちと胃の辺りが痛くなってしまって笑い泣き

私だって、残したくて残したのではないですよ・・・。

 

ちなみに食事がどれくらい食べられたかは看護師さんに毎度確認されます。

 

 

 夜 

◆入浴

点滴もしているのでNGです。

午前中に身体を拭いてもらったし、まぁ私は我慢できますが真顔

髪がベトベトしてきたのが気になります。

 

◆就寝

病院は21時消灯ですが・・・、そんな時間に寝れないよ(笑)

周りは電気を消しているので私も電気を消してベッドでゴロゴロします。

この日ですらあまり眠れず、寝たり起きたりを繰り返していました。

 

 

 

4日目に続きます。