色々白血病について調べてみる。

まず、治るのか?ということ。

年齢や体力によってかなり差があるようだし、白血病とひとくくりに言うが何種類もあってそれによってもかなり変動がある。

調べて一番避けたいのは

 

急性リンパ性白血病フィラデルフィア染色体陽性

 

ではなかろうかという結論。

最近の情報が少なく、かなり前の情報ではあったが、2年後の生存率でも20パーセントを少し超える程度。

5年後は、データなし。ってことは全滅?

5年後には私は居ないのね。

 

覚悟というより 他人事の様。

 

まさか病院で迎えることになるとは思ってもいませんでした。

 

特に今日は治療の予定が無い様。

起床後すぐに採血。

午後から、治療前の状態記録として心エコーを取るらしい。

 

で、今後の治療の為、鎖骨下に点滴用のチューブを入れるかも。とのこと。

 

 

朝の採血の結果、急激な変化が見られない為、週末の帰宅が許可される。

と、ここで疑問だったのが、健康診断した病院では、一刻も争うなんて表現があったほどの状態だったはずなのに、一時帰宅OK?しかもまだ白血病の薬は何も処方されてませんよ?

と、看護師さんに聞いてみたら、

「症状も全くなく数値的にもよくこんなに早く見つかった。って言えるくらい早期発見

(確か、白血球数が7/4時点で8万、7/7で、10万くらいだったと記憶)

だったから、マルクの結果が出てから

(ここで初めて骨髄穿刺がマルクと知る)

それに合わせて治療を始めます。」

と説明してくれる。

ということで、明日一時帰宅決定

 

輸血同意書、個人情報の取り扱いの同意書 にサインする。

 

帰宅中に状況を軽く説明し、一緒に病院へ。

事前に健康診断を受けた病院から電話しておいてくれたおかげで待つこともなく受付。

普通の待合と違う場所を指定されて待っていると、

「入院手続きをするのでこちらへ」

と案内されるも、入院なんて聞いてなかったので車で来てたり…

 

病室へ移動後、採血、採尿、そして、骨髄穿刺!

この時には骨髄穿刺のことを マルク と言うとは知らなかった。ので暫く骨髄穿刺のままで行きます。

 

骨髄穿刺するために処置室に呼ばれ、軽く説明を受ける。が、すでにここで結構ビビる・・・滝汗

というのも以前ぎっくり腰の際、麻酔をしたにもかかわらず背骨の隙間?に注射したのが、痛みには結構強いはずなのに、痛みで唸ったほど痛かったから。。。。。

そうこうしてる間に先生登場。

腰までパンツを下げられ、施術部位だけがくり抜かれたカバー?を掛けられ、消毒。そして、いきますねの掛け声とともに、

ぇ?

ぇ?

えぇぇぇぇぇぇぇ!

そんな体重かけて大丈夫なん!ってほど体重かけられてぶっさされました (笑

まぁ、それほどの痛みもなくホッと一安心・・・

そして付添いの看護婦さんから

「これから骨髄液を吸い取ります。少し違和感あるので我慢してください」

って・・・・・返事をする間も無く、

 

ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ

 

 

違和感なんてもんじゃなく、超違和感 (笑

今でこそ笑えますが、腰回りのすべてを吸い出されるような感覚!何度やっても慣れませんでした。

 

1時間ほど上向きで安静を指示され、1時間が経過。その日は検査終了となりました。

で、結果の出るのが早い血液検査の結果、尿酸が高いということで、尿酸を下げる薬のみを飲む始めることになりました。

 

この日が44歳最後の日・・・・・忘れたくても忘れられない日となりました。

 

 

で、車は翌日に実父が取りに来てくれることになりました。

7月4日に受診。当日は何もなく帰宅。後日書類は送ってくれるということで、次の現場までの間に処理しておかなくてはならないことをしに関係各所へ。

 

7月6日

3時過ぎに見知らぬ電話が携帯にかかってくる

「○○病院ですが、先日の健康診断の血液検査の数値が少しおかしいので、測定ミスかもしれない為、明日朝いちばんで再度お越し願えませんか?」

と・・・。

そんなややこしい検査頼んでないけどなーと思いつつ

 

7月7日

診察室に通されて、担当医の方が開口一番

「白血病の可能性が高いです。こちらで治療できる病院をピックアップしておくので、再検査後間違いなければ、紹介状を書きますのでそちらを受診してください。」

白血病?

よくある、美少女が田舎に療養に来てる理由になる、あの白血病?

とか、まだ十分理解できないまま再検査。

 

 

 

そして1時間半近く後に、呼ばれたところ、

 

「選択してもらってる時間的余裕がないと判断したので、こちらで既に電話で予約しておきました。奥さんを連れて昼一番くらいには、あちらの病院に行ってください。」

展開速すぎて、自分のことなのに付いていけません。

が、とりあえず自宅に電話して事情を説明。

いったん自宅に帰り、妻を車に乗せて紹介先の病院へ。

 

頭が回ってない証拠に 車で移動してますが。。。。

 

仕事柄、毎年1年が過ぎる前に健康診断を受けなければならず、そうなるとじわじわと受診日が前倒しされていくという事態に。
一昨年辺りから年度末までに受診。なんて、繁忙期真っ只中で受信しなければならないことになり、とうとう2016年度は、一度年度末に簡単な健康診断だけを受けて、7月頃にきちんと受け直そうという話になった。

で、仕事をするためにだけ必要なところだけを受けて、7月を待ち、改めて受診することに。
妻に予約してもらうのに

「定期検診やし、安いので予約して」

とお願いして仕事へ。

昼前に珍しく、予約のことで妻から電話が。

「血液検査も追加できるらしいけど受けとかん?」

と。

普段は何も言わずに予約してくれていたのに、わざわざ掛けてきてくれてるし、しかももう少しで昼休みなのもわかってて仕事中に。

 

45歳にもなるし、わざわざこの時間にかけてきたのも何かあるかも。と思い、血液検査も追加してもらった。

 

後にこの電話に感謝した。この電話が無かったら今これを書くことが出来ていなかったかもしれない。

本当に妻には感謝している。チュー