此處に來れば何にでも成れる
さう君が憧れてた搭乘員にも
二十年の時を遡った制服にも
主人に傅く可愛い給仕にでも

僕はそんな多彩な非日常へと
戲れながら觸れながら一層の
物語を廣げ辱める悦びに滲る

此處に來れば何にでもなれる
さう月に代はって女丈夫にも
三千年の國に傳はる衣裝にも
酒席で煌く源氏の名前にでも

僕はそんな多彩な非日常へと
溺れながら攻めながら一段の
感覺に火を點ける悦びに醉ふ





inspired by「必殺!お仕置人!