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2009年06月22日の記事

毒書日記 

647:『絶対カシミール元』

 

『絶対カシミール元』 黒川 信重、若山 正人 著、岩波書店[A5判]

 

 

久々に、数学の骨のある本を読んだ。

ゼータ関数論、表現論の理解には非常に役立つ「カシミール元」に関するものである。

「カシミール」とは、20世紀最後の年に亡くなった、

民間企業に席を置き続けた、稀有な数学者、理論物理学者、

ヘンドリック・カシミールの事である。

カシミールの理論物理学上の最も輝ける業績は、

1948年の「カシミール効果」の提案である。

量子論におけるゼロ点エネルギーとも言われ、金属の平行平板の間に、

カシミール力が働くと云うもので、1996年、実験的に確認された。

このカシミール効果、リーマンのゼータ関数のζ(-3)の値と密接に関係する。

カシミール効果を調べだして、初めて目にした数式は、無限大に発散するはずのものだった。

 

クエスチョ ンマークで頭が一杯になったものであった。

その後、量子論で使われる無限大の発散に対する、いわゆる、「くりこみ」、

数学で言う「解析接続」によって、解決できるものだ知ったときは、

面白くて仕方なくなったものである。

 

そして、いまや、これは現実のものであることが観測され、

また、数学的にも、リーマン面でのカシミール効果を

セルバーグゼータ関数で表すことができることも証明された。

さて、こんなことが現実と何の関係があるのか?

別に、関係なくても面白いものは面白いのでけれど、

実は、カシミール力は、実はこの宇宙の存在を決定付けている力なのかもしれないのだ。

この辺りは、カシミール元を用いて、カシミール力をリーマン面=双曲空間での、

セルバーグゼータで表現することで、その一端を見ることができる。

 

勿論、一端に過ぎないのだが。

リーマン予想が未だに完全に証明されえず、

更に、カシミール元から導き出される、新たな数学の問題は、

実は、宇宙の誕生や未来とも関係あるかもしれない。

また、カシミール力を利用することが可能になれば、

後始末が大変な核分裂や、制御可能かどうか怪しい核融合と異なり、

何処からでもエネルギーを取り出せるかもしれない。

 

とはいえ、中途半端な理解しかできていないので、

21世紀の技術になるか、22世紀に持ち越されるのか、その辺りは判らない。

また、自分自身の手で色々実験したいところなのだが、

それを許される状況には無いため、せめて、理論ぐらいは理解したいと思ったのだが……。

二、三度読んだのだが、理解は不十分である。

しかも、著者らが最後の章で紹介した「絶対数学」の魅力も捨てがたい。

 

 

 

数学の興味は尽きないものである。

 

続いて「No reason スポーツの話をしよう」様より

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2014年6月25日水曜日

 

「踏ん張らない」 [双葉山]

 

「踏ん張らない」

 

それが、昭和の大横綱・双葉山の相撲だったという。

 

「いっさい頑張らないんです。表情が変わらない。仏様のような顔で相撲をとっているんです」

 

元力士の松田哲博氏(一の矢)は、そう言う。

 

「相手が押してきた時、足をツルツルっと小刻みに滑らせることで、つねに腰の位置を安定させているんです。それでいつの間にか相手のほうがコロンと転がってしまう。ちょっと踏ん張ったことがあって、そのときは相手にはたかれて、バタンと落ちて負けています」

 

双葉山の姿勢は「直立」だったという。

 

「身体を立てることでインナーマッスルを利かせられると、経験的にわかっていたのではないでしょうか。前傾姿勢になると、どうしても太ももの前側にある大腿四頭筋に力が入ってしまい、股関節周辺の内転筋や裏側のハムストリング、お尻の大臀筋、中臀筋などをまんべんなく使うのは難しいでしょう」

 

直立という姿勢をとることによって、さまざまな筋肉に均等に負荷をかけていたのだという。

 

「インナーマッスルという言葉は当時なかったから、技術を言葉にはしにくかったでしょう。でも『土俵際で力を抜く』というようなことは、よく教えていたようです」

 

普通、相手が土俵際に詰まると、やっぱり押し出したい。

 

「押し出したいけれども、逆に力を抜くと相手は何もできないんです。押されると、こちらは踏ん張ったり、残したりできますが、反対に力を抜かれると、固体が液体になってしまうような感じです。双葉山さんは、良い当たりをしてくる力士がいると喜んで胸を貸すのですが、土俵際まで来るともう押せなかったと聞いています」

 

あるとき、増位山は土俵際でふっと力を抜いたことがあった。

 

すると双葉山はドンと飛んできて

「それだよ、それ」

と褒めたという。

 

元横綱・朝青龍、関脇の頃までは筋肉の力に頼った相撲をとっていたという。

 

松田哲博氏は言う、「だから前半戦はいいのですが、中日(なかび)を過ぎてくると疲れて、動きが悪くなってしまっていました」。

 

それが大関に上がる頃、そういった無駄な動きは消えてきた。

 

「ちょうどその頃、私がちゃんこ番だったのですが、厨房から稽古場が見えるんですね。すると朝青龍が踏んでいるシコがいいんです。それまでの足の筋肉をつかったシコではなく、重力を利用してストンと降ろしていた。すごくいい感じだなと思って見ていたのですが、その頃を境目に、どんどん強くなっていきました」

 

朝青龍の手の平や足の裏は、柔らかかったという。

 

「初めて朝青龍と握手した人は皆さん、『こんなに柔らかいんですね』といって感激されていました」

 

武道などでは「手の内は乙女のように」といわれ、何十年も剣を握っていたとしても、手の平にはタコなどなく、くにゃくにゃでつるつる、どこにも強ばりがないのが良いとされている。

 

松田氏は言う、「『相撲の神様』と呼ばれた幡瀬川という力士がいるのですが、この人は赤ん坊のような足の裏でした」。

 

大相撲の世界では、身体が柔らかい人は同体で倒れたときでも着地が後になると信じられているという。

 

「身体が柔らかい人とは、とにかくやりにくいんです。投げの打ち合いになっても、身体が柔らかい人には力の伝わり方が遅くて、こちらはワッと行くのに、相手が落ちるのはゆっくり、ということがあります」と松田氏。

 

松田氏はウェイトトレーニングに関しては、どう考えているのか。

 

「若いころはかなり必死にやりましたが、今は完全に否定派です。ある段階から先へ進むためには、かえって邪魔になることが多いように思います。近年、力士のケガが増えたのはウェイトトレーニングのせいだという意見もけっこうあるんです」

 

(了)

 

続いて「Yusuke Kusuyama - 楠山祐輔 Instagram」より

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【学校で習わない理科】実は呼吸は量子力学【ゆっくり解説】【雑学】

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【天才脳01】文系でもわかるエネルギーの正体とは?苫米地英人

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もしゼロ点エネルギーを取り出せたら?

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真空からエネルギーを取り出すことが出来たら?ええ、まじめな話です。

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昭和の大相撲を語る上で欠かせない力士、横綱双葉山です。相撲の神様とまで称された力士で、本場所連勝記録、69連勝は未だに破られていない大記録です。右四つを得意としており、当時を知る人の話では「上手投げの強さは異常で腰から砕けた」と言われています。

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毒書日記 647:『絶対カシミール元』

2014年6月25日水曜日

「踏ん張らない」

 [双葉山]